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2010年6月18日 (金)

ロッキー・ホラー・ショー

数年ぶりに再見。印象は初見の時から変わらずチープなポップミュージカルといった感じで、結構好きだけど陶酔も出来ず。ちなみに初見は中二の頃で中野武蔵野館のサイエンスフィクション二本立て。もう1本は何だったっけ? 多分、当時のお目当てはもう1本の方だったんだろうけど記憶に残ってない。

まだその頃はパーティー形式の鑑賞法も定着してないから普通の映画として観たけど、それから随分経ってニューヨークでの正しきロッキー~の鑑賞法をテレビで知った時は正にカルチャーショックだった。コアなファンが登場人物と同じ衣装で劇場に毎週通い詰め、映画と一緒に歌って踊り、雨のシーンには水鉄砲で雨を降らせる徹底ぶり。

誰が始めたのか知らないけど、この映画と観客が一体となって楽しむ鑑賞法が定着して、公開当時一般客に酷評されたチープなミュージカル映画はカルトムービーの金字塔となり今も語り継がれている。

映画としての出来は決して良い物じゃなくハッキリ言って穴だらけ。ただ、一部の崇拝者を生み出すパワーは確実に備わっていた。それが一体何だったのかを確認するために見返したんだけど、多分そのがコアなファンにはたまらなかったんじゃないのかな。

映画に穴があるからこそ観客はその穴を埋める事で映画と一体になって楽しめる。ただ問題はその穴の大きさで、埋めるのに丁度いいサイズなんだね。これが大穴だったら誰も埋めようとしない。でもちょっと埋めたら楽しいショーになる。その微妙なバランスが時代ともマッチして伝説を生み出した。

俺も良く出来た映画ばかり有り難がる悪い傾向があるけど、実はちょっと出来が悪い映画にこそコアなファンを惹き付ける吸引力が備わってたりする。難しいのはそれを狙っても上手くいかないって事。ジム・シャーマンだってまさか自作が後世まで語り継がれるカルト映画の金字塔になるとは夢にも思わなかったろうしね。

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