15年目のもう一つの別の広場
1960年代末から80年代初頭にかけてTBSラジオで放送されたパック・イン・ミュージックという深夜放送があった。これはその番組内で紹介されたリスナーの投稿傑作選で、15年に渡り計10冊近く刊行されてる。
ラジオの投稿と言えばハガキが主だけど、パック~の投稿が特徴的だったのは大抵が便箋数枚に渡る長編。だから一人のリスナーの文章が読まれ始めると早くても数分、時には10分近く引っ張ってそのネタで盛り上がってた。
俺がパック~を聞いてたのは中二から放送が終了する高一までの約3年間。今思い出したけど最終回は映研の合宿先で聞いたんだっけ。西田敏行がパーソナリティーを務める火曜の深夜(水曜の早朝)が毎週楽しみで眠い目をこすりながらよく聞いたなあ。投書もよくしてて、俺の送った手紙がラジオを通してフィードバックされる快感は何物にも代え難い物があった。
で、この15年目~には俺が中三の時に書いた稚拙な投書が3ページに渡り掲載されてる。だから市場価値はゼロに等しい古本でも俺にとっては大事な宝物なのでした。
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