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2010年8月23日 (月)

日本侠客伝 白刃の盃

任侠映画が勉強になるのは何も素晴らしい作品ばかりだからと言う訳ではない。こういう事をやっちゃいけないという反面教師も含まれるんだな。まあ、限られた時間の中での大量生産時代だから失敗作もあるよね。

今さっき見終えた日本侠客伝 白刃の盃は正にその代表選手。僭越ながら書かせていただくと、この作品の難点は大きな殴り込みが立て続けに2回描かれる事。チンピラが一人で殴り込み程度だったら問題ないんだけど、クライマックス前に大物の殴り込みをもう一つ持って来ちゃうとカタルシスが半減以下なのよ。

例えるなら、美味しそうな鍋の画を撮ろうとしてグラグラ煮立てた鍋の蓋を直前にマヌケな助監が開けちゃって、いざ撮ろうとしたら湯気が立たずあまり美味しそうに見えない、みたいな感じですか。

昭和残侠伝や網走番外地に出てくる台詞で男が怒るのは生涯に一度だけってのがある。これ、任侠映画のみならず復讐物の絶対的なお約束ね。怒りを小出しにしたって良い事一つもなし。これは肝に銘じておかなくては・・

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