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2010年8月12日 (木)

昭和残侠伝 吼えろ唐獅子

これは良かった・・と言うか、俺的にツボだった。さすがに8作目ともなれば悪い奴のインフレが進み、常人が観たら最後に痛快な殴り込みシーンが用意されていたとしてもカタルシスを得られない程に悪い奴が悪い。俺にとってはその辺が良かったんだけどね。

唐獅子仁義では少々不自然だった高倉健と池部良の道行きシーンへのお膳立ても説得力バッチリ。ここがハマると俺は無条件に泣けてしまうのだ。今回も電車の中で目をウルウルさせながら観てた。同じシチュエーションは既に6回観てるのにね。結局、このシチュエーションって無条件に日本人のハートを貫くが込められてるんだよ。自分の為じゃなく愛する人の為、世話になった恩人の為に死に場所へと向かう滅びの美学。それこそが今も語り継がれる任侠映画の魅力なんだと思う。

実際、これぞ日本の心と断言出来る程にこういうシチュエーションって洋画では見受けられない。例外的にワイルドバンチがこの要素を強く含んでるけど、他で思いつく所はジョン・フリンのローリング・サンダーとジョン・ウーの男たちの挽歌Ⅱぐらい。男たち~に関して言えば同じアジア圏だから似た要素が含まれてるのも至極当然か。

私的な事を言うと吼えろ唐獅子では沼田曜一さんが悪役を好演してるのが印象的だった。沼田さんとは学生時代に妙な縁でお知り合いになり、卒業制作16mm映画の為に中川信夫監督の詩集をお借りした事もあったりして強い思い入れがあるのだ。残念ながら数年前に亡くなったけど、在りし日の元気なお姿に触れる事が出来て感慨深かったり。

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