エクスペンダブルズ
これぞ正しきB級アクション映画と言うべき佳品で私的に大満足。とにかく観終わった後に何も残らない深みの無さが良い。俺ぁ別に文芸作品を観に行った訳じゃないんで、観終わった後であれこれ考えたくないんよ。観てる間さえ楽しめれば万事OK。そういう映画なのだ。
この辺スタローンも痛快なまでに割り切ってやってるね。友情や裏切りといったシチュエーションも徹底的に安くてステレオタイプだからこそ良い。恋人を寝取られたジェイソン・ステイサムが殴られた元カノの為に相手の男をブチのめすシチュエーションなんかその最たる例だけど、いや~、カッコいいねえ!以外に何も述べられない訳よ。
仲間が窮地に陥った所にテリー・クルーズが現れて強力な兵器で敵を一網打尽にするシーンもそう。痛快だけど痛快以外に何もない。それこそがB級でしょ。もうこのシーンなんか周囲が不気味がる程にニヤニヤしながら観てたよ、俺。
一つだけ難点を言えば最大の悪玉エリック・ロバーツの死に様。奴は絶対、木っ端微塵に吹き飛ぶべきだった。悪い奴は最後に爆発するのがこういう映画のお約束だよ(笑)
ちなみに冒頭のスタローン、シュワちゃん、ブルース・ウィリスという80年代ハリウッド製アクション映画の頂点が顔を揃えるシーンは痺れまくりだったけど、なんか別撮り臭いんだよね。さすがにこの3人がスケジュールを合わせるのは不可能だったか。生の3ショットだったら泣いたのになあ・・
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