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2010年12月 1日 (水)

Perfume Live @東京ドームの撮影を分析する

先日WOWOWで放映されたPerfume Live @東京ドームが非常に素晴らしい内容でヘビーローテーションしてるんだけど、観る度に俺って凄え現場に居合わせたんだなあと改めて思う。勿論その場でも感動したけど、まさかここまで感動的なライブだったとは・・

ただ、例えどんな素晴らしいライブでも優秀なスタッフが収録しなければ素晴らしいライブ映像には成り得ない。このライブ映像が他と比較して格段に秀でてるとは言い切れないし(他を全く観てないからよく分からない)恐らくは大型イベント撮影のセオリーに沿った撮り方なんだと思う。それでもライブ記録映像として優れてる事に疑いの余地は無いので、ここは同じカメラマン業を営む者として撮影の観点からこのライブ映像を分析していこうと思う。YouTubeにアップされた動画に直リン貼りつつ解説しようと思ったらことごとく削除されてるので(DVDリリースを控えてるだろうから当然の措置か)、この動画が手元にある人限定のネタになってしまう点はお許しいただきたく。

GAME TOUR DVDのコメンタリーでのっちがいいね~ 分かっとるね~と収録スタッフを頻繁に褒め称えてるのが面白くて笑っちゃったけど、俺がWOWOWの東京ドームライブを観ながら分かっとるね~と思ったポイントのベスト3を挙げると・・

GAMEの距離を置いた2ショット

東京ドームのGAMEは十字に伸びた花道を最大限に活用してメンバー3人が3方向に分かれ、最終的には一辺5-60メートルの三角形を描く距離でのパフォーマンスを展開した。こうなると3ショットは相当な引きサイズになるし、それぞれの1ショットを捉えるだけでは距離感が分からない。そこで収録スタッフは距離のあるメンバー2人を同一フレームに収めた2ショットを捉え、引きサイズと1ショットのクッションに挟む事で上手く処理してる。言葉で書くと簡単だけど、数10メートル離れた2人を同一フレームに収める為には然るべきポイントへカメラを据える必要がある。相当カメリハを積んでベストポジションを割り出したんじゃないかな。

エレクトロ・ワールド間奏部分の大移動撮影

会場に入った時まず目に付いたのが2本のワイヤーで釣られたウィングカムと呼ばれるリモートカメラの存在。最大ストロークで100メートルはあるこの移動カメラで捉えた画は相当凄い事になってるだろうなという事は容易に想像出来たけど、ベスト・オブ・ベストはエレクトロ・ワールドの間奏部分。ライブだと客の掛け合いが恒例化してるこのポイントで回り込むようにセンターステージを捉えた画は文句なしにカッコいい。

賞賛すべきは収録スタッフがこの曲を熟知しててここはやっぱりこの画でしょって確信を持ってオペレーションしてる事。ちなみに歌番系のカメラマンは収録曲が決まった時点で夢に出るほど何度も聞き返し、曲そのものを完全に把握してから撮影に挑むそうな。要するにこれはカメラ・オペレーターやディレクターがそういう努力をしないと絶対撮れない画なんだよね。

ポリリズムで花火を背景に踊る3人

webを見渡すとこの箇所で泣いたという感想がここかしこで見受けられる。何故泣けるのか? それはこのシチュエーションを完璧な画角で捉えてるからだね。カメラが人物に近過ぎると背景の花火が遠くなるし、望遠だと肝心の花火がフレームに収まらない。これもカメリハを重ねて双方が良いバランスで同一フレームに収まるカメラ位置を弾き出し、最適な中望遠で撮影したんじゃないかな。

俺が個人的に選んだベスト3は上記の通りだけど、Puppy Loveの花道疾走カットやPerfumeの美味しいとこ取りカットワーク等、見事な部分は枚挙に暇がない。WOWOW放映時はクルーのスタッフロールも無く完全に影法師と化してるけど、素晴らしい仕事を成し遂げた収録スタッフに心から拍手を送りたい。DVDないしBDが出たら絶対買いますよ~! 素敵な映像をありがとう!

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コメント

こんばんは。
11月は自分にとっての大きなイベント、ドーム・グリソム・亜紗美まつりで、こんなにテンションUPする出来事が多い月は珍しく、思い出・伝説?です。

ドーム後の虚脱感が続いた後、WOWOWライブで再びの感動ぶり返しです。
あの現場に居たんだと思って観て、感動も更に一押しです。

ライブ映像の分析は、素人の自分には新鮮で、解説のポイントを意識して視聴してました。GAMEでの映像も改めて感慨深く視聴し、ドーム実際よりこの映像の方がカッコ良く感じた理由が判りました。
さらに、今回の放映でのポリリズムの花火シーンの再感動には、この様な撮影手腕が効いたんだと判り感涙でした。
ポリリズムのラスト、素晴らしかったです。


>ゼブラさん

ブログじゃああ書きましたけど、ポリリズムで泣けるポイントはむしろ花火直後の5万人の手拍子と、それを受けたメンバーのリアクションですね。

大昔にブルーハーツの武道館公演へ出向いた時は客ノリの分散加減が全く肌に合わず、ライブ映像を見返しても大して感動しなかったんですが、やはり5万人のパワーはケタ違いだと改めて思いましたよ。

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