涼宮ハルヒの消失/時をかける少女
総括殴り込み作戦のDVDをレンタルした時に気まぐれで一緒に借りた劇場公開用アニメ映画2作をまとめて観る。
まずは涼宮ハルヒの消失。うる星やつら21世紀版といった内容で人気を博したTVアニメの劇場版。内容的にもうる星やつら2ビューティフル・ドリーマーをリスペクトしてる印象。これが2時間40分という長尺なので休み休み観るかあ・・と思ってたらトイレに立つ事もなく一気観させられてしまった。要はそれだけ観る者を惹き付ける力が備わった作品って事か。但し、原作ないしTVシリーズで世界観を掴んでる人向けの作りがなされてるので万人にお勧め出来る作品じゃない。俺はけいおん!の流れでTVシリーズも一応チェックしてたから素直に入り込めたけど。
もう1本が時をかける少女。筒井康隆のあまりにも有名な原作をアニメ化した作品。こちらもやけに面白くて98分一気観。そんな訳で今夜は約4時間もの間アニメに没頭してた事になる。
いずれも日常の中の非日常を描いた作品で、静かな導入部から徐々に日常が狂い始め、気が付いたら登場人物に感情移入して物語にグイグイ引き込まれていく。要するにシナリオ構成が巧みなのね。見終わった後で冷静にアラ探しすれば穴も多いんだろうけど、観てる間は全く気にならないし気にさせない。
たかがアニメとあなどる事なかれ。実写だろうがアニメだろうが優れてる物は優れてるので、俺は素直にこの2作品を支持しますよ。
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