電車で観られない映画
先日買った大吟醸黄桜、さすがにグラス一杯あたり4-500円という高級酒だから2日でカラって事もなくチビチビ飲んでる。口当たりの良さや味のまろやかさに有り難みは感じられるものの、同量で3倍酔えて値段は半額以下のジャック・ダニエルの方が性に合ってるなあ、俺。
それはさておき一昨日も掟ポルシェさん一日店長の学芸大ひらいしへ行ってきた。掟さんとは話もそこそこに、常連客のマニアック談義が面白くてねえ(大抵は音楽関連の話題)。な~んかクセになっちゃって月曜の夜は毎週のように通い詰めてる。もう少し近ければもっと遅くまで飲みたいんだけど、最悪でも23:15には店を出ないと終電に間に合わないのがもどかしい。
で、表題の話。相変わらず通勤途中の映画鑑賞は続けてて、以前に比べたらポータブルDVDプレーヤーの普及率も結構上がってきてる気がするんだけど、同じ車両で同類に出会う事ってほとんどないね。せいぜい半月に一度出会うか出会わないかって感じ。まあ、俺みたく長時間電車に乗らなきゃ1日1本は消化出来ないからだろうな。
そんな調子で人目もはばからず電車内で映画に没頭する日々だけど、ど~しても電車じゃ観られないジャンルがある。言わずもがなこの3つ。
★エロ
★グロ
★泣ける
エロは言語道断。グロも苦手な人が多いから極力敬遠してる(バイオレンス系は開き直って観てるけど)。泣ける系は俺自身恥ずかしいし、中年男がいきなり泣き始めたら不気味がられるので自粛(笑)
ところがつい最近借りてきたのが正にこの3ジャンルなのだ。まずジャン・ジャック・アノーの愛人/ラ・マン。公開時ブーム的に盛り上がった時は全く観る気になれなかったものの、レンタル屋で見つけたらどんな映画なのか気になって借りてきた。但しエロいと評判なので電車内鑑賞は無理。
次にゾンビランド。ホラーコメディだから俺的には全然OKだと思うんだけど、嫌いな人ってこのレベルでも拒絶反応起こすからね。隣に座った人がグロ系苦手でクレーム付けられたりするのもイヤだからパス(参考までに書くと、電車で映画観てて人からケチ付けられた経験は今のところ無し。気を遣ってるって事もあるけど)。
3本目は70年代中盤に泣ける映画としての評価を欲しいままにしたラストコンサート。まったくもって俺に似つかわしくない映画だけど、小四の時にこれのチラシを見てどんな映画なのかな~?と思った事をレンタル屋で見つけた時に思い出して衝動借り。オールドファンには説明不要かも知れないけど余命いくばくもない白血病の少女と落ちぶれたピアニストのベッタベタなメロドラマですよ。このテは大概冷めちゃって泣けないんだけど、万が一ツボに入ると電車内でもオイオイ泣いてしまうのでパス(笑)
・・つー訳でこれから酔っぱらいながらラストコンサート観ます。泣けるか泣けないかは次回書く予定。
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