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COVERS Grace of The Guitar+ 森恵

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2011年4月19日 (火)

楳図先生と言えば

ここのところ楳図先生ネタが多いけど、70年代に幼少時代を過ごした者にとって楳図作品と言えば恐怖を置いて他にない。いずれも短編集で収録作の執筆時期もまちまちなれどガキの頃にそんな事は知る由もなく、姉貴が持ってた恐怖を読んで心底震え上がったのは小一か小二の頃だっけ。この辺、記憶が定かじゃない。

恐怖は何と言っても1巻収録のうばわれた心臓が秀逸。親友同士の女学生がいたずら半分に臓器移植の契約を交わした後に一人が重度の心臓病にかかり、もう一人の娘が自分の心臓を提供しなければならないのかという被害妄想にかられ、怯えきって自宅から一歩も外へ出られなくなった所にトラックが突っ込み仮死状態に陥る。

そして意識のある仮死状態のまま心臓を摘出され親友に移植されてしまうというお話。その後の心霊描写も怖いけど、とにかくガキの頃トラウマになったのは意識がある状態で自分の心臓を摘出されてしまうという展開ね。しかもこの時の書き文字がホントに怖い。あれ読んだら冗談抜きに夜一人でトイレへ行けなくなったよ。

で、今手元にある恐怖を読み返したらこのエピソードってたった18ページしかない。それで一人のガキに強烈なトラウマを植え付けてしまうとは何たる才能!

怪は以前にも書いたけど3巻収録のおみっちゃんが今夜もやってくるが大傑作。病弱の少女が亡くなった家に貰われた養女の話で、遺言で自宅の庭に建てられた墓から夜な夜な少女の幽霊が現れ、養女に出て行け!と脅す。この描写がハンパない怖さで、今も俺にとっては恐怖演出のバイブルになってる。

これもガキの頃は気付かなかったけど、この漫画は昭和30年代に描かれた貸本がベースで、楳図先生が恐怖漫画の巨匠となった昭和40年代に加筆され、怪の一編として再出版されてる。だから絵のタッチがシーン毎に思いっきり異なる。勿論、小便チビる程おっかないのは加筆部分。

こうなると逆にオリジナルのおみっちゃん~が読みたくなる。ちょっとwebで調べたらオリジナル版が復刻されてるみたいね。高いけど気が向いたら買おうかな~と。

ちなみに次回、俺にとって楳図作品の最高峰であるあのマンガを熱く語って楳図先生ネタはおしまいにする予定。

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