タワーリング・インフェルノ
160分を越える全編を通しで観たのは7-8回目か。突っ込みどころ満載だけど、今観てもやっぱり面白い。
映画は観る度に新しい発見があると言うけど、今日発見しちゃったのは展望エレベーターをヘリで吊り上げて救出するシーン。ビルの壁面にあるエレベーターだからヘリが真上を飛ぶのは不可能なんじゃ・・ まあ、そういう突っ込みは野暮だけどさ。
メイキングを観た後で改めて見返すと実に興味深い。高さ30メートルにも及ぶグラスタワーのミニチュアなんかが紹介されてて、ミニチュアと言えども外観に結構スケール感あるのはそういう事だったのか、と思ったりして。
ご都合主義の部分が多いのはご愛敬だけど、シナリオも相当練られてる。81階倉庫の出火が発覚するのは40分辺りで、そこから約2時間観客を飽きさせないように様々なエピソードをちりばめてるから意外と時間を感じさせない。
ただ、やっぱり現代のニーズには合ってないようで展開が遅過ぎると言った不評もwebじゃちらほら。俺は古い人間だから別に遅いとも思わなかったけど、昨今のスピーディな展開の映画ばかり観てる人にしてみれば、まあ遅いんだろうね。36年も前の作品だからその辺は仕方ない。
過去何度も書いたけど、俺はこの映画を9歳の時に新宿ミラノ座で観た。ロバート・ワグナーの焼死シーンなんか怖くて怖くてガクガク震えたもんね。ホントに火事場へ放り込まれた気分だったよ。
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