許されざる者 日本語吹き替え版
今日で禁酒8日目。この10年間でこれだけ酒を飲まなかったのは初めてかも。でも止める気はなく、ガブ飲みせず嗜む程度ならぼちぼち飲んでもいいかな~と思ったり。
ここ数日は通勤途中に読書、帰ってきて寝る前にBDを観るという生活パターン。BDの方は今観てる許されざる者が最後の1枚。これも定期的に見返してる作品なので、今回は気分を変えて日本語吹き替え版で楽しんでる。
ガキの頃は故山田康雄氏の吹き替えってイーストウッドの声とあまりにも掛け離れてるからイマイチ好きになれなかったものの、今聴くと味があって凄く良い。特にこの許されざる者は1993年頃にレコーディングされたとして山田氏は61歳だからいい感じに枯れててウィリアム・マニーのイメージにピッタリ(参考までに書くとイーストウッドが1930年生まれ、山田氏は1932年生まれ)。
これも芳賀書店のイーストウッド本に書いてあったんだけど、山田氏がイーストウッドの吹き替えを担当するに至った経緯は、TVシリーズローハイドでイーストウッド扮するロディ・イエーツの吹き替えを長年担当していた流れという事らしい。ローハイドのロディは軽い感じの若者だから問題なかったものの、銀幕デビュー作荒野の用心棒で一気にキャラが変わってしまい、山田氏の吹き替えに違和感を持ったオールドファンは多いとの事。俺もそのクチだったけど、テレビ放映されるイーストウッド作品は常に山田氏の声だったから没後には何となく寂しい思いをしたもんです。
ちなみにこれを日本語吹き替えで全編観るのは今回が初めて。山田氏が亡くなる約2年前の仕事ですね。これが非常に良い感じなので、今夜は山田氏を偲びつつ観ていこうと思う。
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