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2011年8月30日 (火)

島崎藤村 破戒

少し前にも書いた通り、これは高一か高二の夏休み読書感想文の課題にセレクトした本(学校で渡された100冊ほどのリストに含まれてて姉貴に聞いたら持ってるというので選択)。結果的には開くことすらせず、文字通り1ページも読まずに夏休みを終えてしまう。

で、姉貴の本棚に置いてある、正にあの時借りた本を引っ張り出してきて再チャレンジ。文字が小さく、336ページもあるから結構手こずるかと思ったら3日で読破。今日集中して読んだのが大きかったけど。これで遅れてきた読書家としては自分なりに過去の汚点に決着が付けられたので結構気分良い。

しかし当時読んでたらどんな感想を書いたことやら。恐らく差別は良くない事ですとか身分を明かす主人公の勇気に感動とか、そういうズレた事を引用で字数稼ぎつつ原稿用紙2枚ぐらいにまとめたんだろうな。

今の俺が感想を述べるなら日本文学としては結構ノッて読める内容で、言いてえ~~! でも言えねえ~~! ちきしょー、言うぞ言うぞ今日こそ俺は穢多だって言うぞ~~!! ・・でも言えない・・っていうジレンマの部分が凄くサスペンスフルで面白い。だから告白した後は緊張感が削がれてしまい、エピローグは淡泊な印象なのが残念って感じですか。

ちなみに穢多(えた)って電子辞書とかでも除外されてる古い差別用語だから今の世代が読むと違和感ありあり。俺もよく知らないし。まあ明治時代の小説だからね。そこは時代の息吹を感じられて良いのかもしれない。

そう言えば仕事帰りに本屋へ寄って、今店頭に並んでる破戒を見たら字が大きくて読み易く、その分ページが増えて420ページぐらいになってた。とは言え、内容が全く一緒でも1ページ読み終えるスピードが早いとサクサク読み進めてる気がして実に心地良い。逆に1ページ分の密度が濃いとなかなか先に進まない感が強く精神衛生上芳しくない。その辺を踏まえつつ文庫の世界も進化してるって事か。

でも、ちょっと字が小さいの我慢すれば5-600円する本がBookOffなら105円だからねえ。まあ破戒に関してはウチにあったって事もあるけど。参考までに書くと手元の破戒は昭和56年発行で、あと何年かしたらリーディンググラスしないと読めなくなりそうな字の小ささ。

さておき、個人的に曰く付きのこの本を読み終えたので、暫く古典文学からは離れる予定。

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