古典
告白を読み終えたらまた古典文学に戻り、今はレイモンド・チャンドラーの湖中の女を読んでる。俺的にチャンドラーはこれで5冊目か6冊目か。やはり読むペースは現代小説の1/2程度に落ち、のめり込む程ではない。
映画にせよ小説にせよ古典に触れることは凄く大事だけど、娯楽とは別の位置付けになってしまう感がある。勿論、中には波長が合って古典でも楽しめる小説はある。でも大半は勉強って感じに終始しちゃう。
例えばの話グリフィスやフォードの映画を観るのは大事だし勉強にもなる。しかしながらハラハラドキドキしながら楽しむには相当の熟練が必要で、それと同じ事。
あと、何かしらかのインスピレーションを得ようと思ったら古典から得られる物はあまりない。古典ってストレート一本勝負の物が多いから、変化球に満ちた昨今の現代小説を読んだ方が刺激は多い。だから今手元にある古典を読み終えたら暫くは現代小説中心に読んでいこうかな~と思ったり。まあ、そんなに読みたい本がある訳じゃないけど。
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