世界怪談名作集 岡本綺堂
ワニの豆本3冊は読破に2日かからなかった。で、今は表題の世界怪談名作集を読んでるけど、これ一度読んだつもりになってたものの全然読んでなかった。約5年前に日本の怪談上下巻と一緒に買い、そっちの上巻だけ読んでそのまま放置しちゃったらしい。
放置した理由は、読み物としては面白いけどホラー映画を撮ろうと思った時の良いヒントは得られそうにないなと思ったから。まあ古典だからね。話の9割が幽霊物で、しかも特に捻りがある訳でもない。そういうストレートな怪談映画は昭和中期に死ぬほど作られてるので懐古趣味で撮ろうと思った場合を除けば着想に成り得ないのだ。これはワニの豆本も同様。
ただまあ前記の通り読み物として面白くない訳じゃないし、乗りかかった船なのでこのまま読み進める事にする。ちなみに現在上巻で残すところ70ページほど。1時間かからないから今日のうちに上巻は読み終えてしまおうかな、と。
その後は女優霊のハリウッドリメイク版を観て、無性に見返したくなった世にも怪奇な物語の悪魔の首飾り(フェリーニ編)を再見する予定。
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