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2011年10月 2日 (日)

マイケル・クライトン

111002

今更ながらジュラシック・パークの原作を読んでるんだけど面白いねえ。あくまでも主観だけど映画の5倍は面白い。

スピルバーグの映画版も嫌いじゃないものの、どうしても乗れない部分がある。それは絶滅した恐竜を現代に甦らせる事の是非といった倫理的なメッセージ性なんだけど、原作ではそれを含めて文句なしに楽しめる。要はそういう部分って活字向きではあるけど映画向きじゃないって事。

とは言え現代に恐竜を甦らせるというアイディアは極めて映画的でスピルバーグ御代も頑張って映像化してるものの、やはり原作の面白さには及ばない気がする。これは読み手の想像力が加味されるからで、如何にハリウッド最高峰の演出家が映画化しても個々の想像力には敵わない。

例えば嵐の晩に子供達を乗せた車がT-REXに襲われるシチュエーションは原作でも映画でも描かれるけど、これを活字で読むと自分にとって最も恐ろしい映像が頭に浮かぶ。それこそが小説の強みだよね。ベストセラー小説が映画化されると常に原作の方が良いという意見が飛び交うのは読み手が自分にとっての理想像を想像しちゃうからなんだよ。

さておき、マイケル・クライトンと言えば世間的にジュラシック・パーク原作者というイメージが定着してるものの、シネフィル的にはウエストワールド、コーマ、未来警察といった良質なB級映画を作り上げた監督兼脚本家という印象の方が強い。特にウエストワールドを中学の時にゴールデン洋画劇場で観た時はその面白さにぶっ飛んだ。

シチュエーションはジュラシック・パークに通ずる部分のある西部開拓時代を体感出来る未来のレジャーランドの話で、人間そっくりのロボット相手に喧嘩し放題、撃ち殺し放題、女とやりたい放題という夢の世界・・なんだけど日々やられ放題のロボット達が反乱を起こして客達を殺し始める。そして無敵のロボットガンマンとして登場するのが荒野の七人のイメージをそのまま再現した黒ずくめのユル・ブリナーというシネフィル泣かせの目配せ。

しかしながらこの人の本領はやっぱり活字なんだなあって事はジュラシック・パークを読んで痛いほど体感した。ちなみにこの人が原作で、小説も映画も未経験ながら昔から気になる作品がある。それがアンドロメダ・・・(原作名アンドロメダ病原体)。原作もロバート・ワイズ監督の映画版も評判良いので、折角だから原作を読んでから映画を観るという手順で双方体感してみようかと思ったりしてる。約40年前の作品だから今更にも程があるけど。

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