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2011年12月18日 (日)

たま「まちあわせ」 いかすバンド天国

イカ天って平成元年の番組だから、もう23年も前の話になるのか。放映されてたのが土曜深夜だった事もあり、風呂場で湯船に浸かってた時ふと思い出したのが当時一世を風靡したたまの5週目。

当時を知らない人の為に解説するとイカ天って番組は毎週10組のアマチュアバンドが出演し、最も優れたバンドには前週選ばれたチャンピオンへのチャレンジ権が与えられる。そして5週連続で勝ち抜けばグランドチャンピオンとなりプロデビューがほぼほぼ約束される(必ずしもじゃなかった)といった内容。

で、ちょっとマンネリ化してきて番組的な盛り上がりに陰りが見え始めた頃、抜群のタイミングで登場したたまはその圧倒的な個性と抜群の表現力で一気に視聴者のハートを掴んで難なく4週勝ち抜き。そして最終週にこの曲を演奏するんだけど、その時のチャレンジャーがやはり当時のグラムロックフリークを唸らせた実力派マルコシアス・バンプ。遂にたまの快進撃もここまでかと思ったものの、この曲の意外性に審査員一同が呆気にとられるような形でグランドチャンピオンの座を獲得する。

俺は正に23年前のこの時期のこの時間帯にそれを生で観てたけど俺自身も呆気にとられた。楽曲としての完成度もさることながらいい機会だからテレビで遊んじゃおうぜ!的な大胆不敵さや遊び心が見え隠れする。ある意味ではアングラ系バンドによるメディアへの逆襲ですか。

そもそもイカ天に出演したアマチュアバンドの多くは注目を浴びたい!スターダムにのし上がりたい!というゴリゴリの野心を持ってたし、それは表現者として当然のスタンスだと思う。勿論たまにもそういう向上心が無かった訳じゃないだろうけど、それまでの活動スタンスや出演時の反応を見る限りは野心という物が感じられない。だからこそ最終出演週で勝とうぜ!じゃなく遊ぼうぜ!という姿勢で臨み、結果的に審査員のハートをも掴んでしまったんじゃないかと。

俺は音楽じゃなく映像を自己表現のツールに選んだ人間だから同じスタンスでの活動は出来ないけど、あの時感じた衝撃から学ぶ事は多いと思わずにいられない。そう言えば毎週イカ天キングの演奏が放映されたのって丁度今ぐらいの時間(深夜2:45頃)だったな。折角なので23年ぶりにこの映像を観てから寝ようかと思う。

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