13日の金曜日
いや~よく寝た。目が覚めたら12時過ぎてたわ。こんなの久々かも。
さておき表題の話、数日前に5作目新・13日の金曜日、昨夜は13日の金曜日6 ジェイソンは生きていた!を観て思ったのはこのシリーズって善し悪しはともかく残虐シーンは派手なんだけどチープさを残してリアル感を出さないという作品コンセプトが一貫してて潔い。
言ってみればソフトコアなんよ。1980年代だから特殊メイクがオモチャっぽいのは仕方ないにせよ、演出面でもやり過ぎないようにという配慮が見られる。だから学生時代の俺なんかは怖くないし出来も悪いとかへらず口叩いてたんだけど、基本的にこういうスラッシャー系ってデートムービーなんだからこれぐらいが丁度良いんでしょ。腰抜けるほど怖い映画を観た後でディナーとか行きたくならないだろうし。
逆にハードコアはSAWみたいなやつね。ホラー系は全然平気な俺ですら3で降参しちゃったこのシリーズ、21世紀の若者達はデートムービーとして活用出来てたんだろうか・・
話を13金に戻すと俺、これで1-7作目まで観たけどいずれも大して面白いとは思わない。ただ、先日のトークショーで三宅さん&継田さんが語ってた通り通俗的な映画の面白さはこのシリーズに必要なくて、セックスに夢中な若者達がバシバシ殺される様だけをな~んも頭使わず楽しみたい人達の為の映画だから、これでニーズに合ってるんだよね。むしろ複雑な展開とかテーマ性とか主人公の苦悩とかは邪魔でしかない、と。
前記の通り、昔は頭デッカチだったからこういう作品は全然受け付けなくて悪口ばっかり言ってたけど、単純に酷評するのも違うよなあと最近は思ってる。特にここ数年は音楽とかも似たスタンスで聴いたりして。俺も随分大人になったな。
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