ジョーズ4
はい、全編見終えました。確かに昨夜三宅さんと継田さんが語ってた通り傑作という訳じゃないんだけど駄作と切り捨てるにはあまりにも惜しい、キラリと光る部分を数多く持ち合わせた佳品だった。
個人的にツボだったのは1作目フリークにとって忘れがたい2つの名シーンを完全再現してる所。一つは被害者の少年の母親にビンタを食らい、その夜ダイニングキッチンで落ち込んでるブロディ署長の仕草を息子のショーンがいちいち真似るシーン。もう一つは入り江で長男マイクが鮫に襲われかかった時、意を決したようにブロディが悪魔の潜む海を見つめるシーン。後者はブロディの妻エレンがその役を担い、憎き人食い鮫と決着を付ける為に単身船に乗り込み海へ出る。このシーンがカッコよくて燃えるし、強い映画愛を感じる。
ちなみに鮫の造形は1作目より少し進歩してるもののやっぱりチープで、それを白昼バンバン見せちゃってるから今の世代(いや、同世代もか・・)に笑われちゃうのも仕方ない。まあそこは置いといて、ドラマ部分の演出が全編通して地に足が付いてる・・と思ったら監督がサブウェイ・パニックのジョセフ・サージェントなのね。納得。
残念ながらショーンの葬儀シーンじゃ泣けなかったし、三宅さん継田さん程には入り込めなかったものの、1作目フリークとして満足のいく正当な続編でありました。
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