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ワンセット終了の500円勝ち。やはり世の中そんなに甘くない。しかし久々に4パチ打つと1パチとは緊張感が違うねえ。正に金を湯水の如く注ぎ込む感覚がひしひし伝わってくる。
YouTube徘徊してたら出会ってしまい、真夜中なのに血が沸騰点まで燃え上がる。機会ある度に書いてるけど、これが俺にとっては歴代アニメ主題歌No.1。なお、作曲は女囚さそりの恨み節も作り上げた菊池俊輔大先生。
先月から未見の黒澤明作品を見続けてて、これが11本目。1947年制作だから終戦の2年後か。激貧の恋人達を描いた作品で、あまりにも惨めな展開に観てるこっちがメゲてくる。ただ、終盤にさしかかったところでヒロインが観客に向かって語りかける下り(チャップリンの独裁者への黒澤流オマージュ?)からグッと惹き付ける物があり、後味は決して悪くなかった。良い意味でも悪い意味でも、先月から観てきた黒澤作品の中では一番印象深い。
webでこの作品のレビューを見回すと正に賛否両論で、俺とは真逆の捉え方をしてる人が居たりして面白い。やっぱりこういう惨め系の映画って観る側の置かれてる立場とかで捉え方も変わってくるんだろうね。
ちなみにやたら印象に残ってるシーンがあり、なけなしの金を持って音楽会のチケットを買いに来た二人の目前でダフ屋が1枚10円のチケットを買い占めて完売。ダフ屋は即座にそのチケットを1枚15円で売り始め、20円しか持ってない二人は音楽会鑑賞を諦めるしかなくなる。こういうチケット転売の歴史ってホント、今も昔も変わらないんだなあと思ったりして。
繰り返す いつかみたいな あの感動が 甦るの
・・という訳でWOWOWのPerfume 3rd Tour 「JPN」を見終えた。ライブの内容が素晴らしいなんて事は既に承知の上なので、むしろ俺の興味はそれをWOWOWの撮影クルー及びスイッチャーがどう切り取ったか。
結論から言えばLIVE@東京ドーム程じゃなかったってのが率直な感想・・つーか、ドームが素晴らし過ぎたんだな。今回は記録映像として可もなく不可もなくって感じだけど、え?ここで引き画??みたいな疑問符が多く、カットワークの荒さも目立つ。もしこれをベースにソフト化するとしたら相当に手が入ると思う。
さておき、改めて冷静に記録映像を観ると結構生歌が多いことに驚く。マスター音源に被せる形ではあるけど時の針、MY COLOR、心のスポーツは生歌だね。こういう事って意外と会場じゃ気付かなかったりする。あと、手すりのない足場が相当高い位置までせり上がるのが見てて怖い。これは会場で見た時も事故らないかとヒヤヒヤした。そこはまあ何度もリハを重ねて安全確認してるんだろうけど。
MCの客いじりやP.T.Aコーナーのあれやあれが切られるのは仕方ないにせよ、楽曲も結構カットされてるな。但しこの辺はソフト販売の布石と解釈する。あと、マニアックな部分ではドームじゃプログレッシブだった記録方式がインターレースに変わってて、解像度は高いもののやや生々し過ぎる感が・・
そんな感じで最高!って程には入り込めなかったものの、これから数日間ヘビロテする事になるだろうな。
ちなみにwebで情報収集すると今回の放映で初めてPerfumeのライブ映像を観た人がすげーすげー書いてるけど、いやいや実際はこんなもんじゃない。あの内臓まで響く重低音は万分の一も再現出来てないし(・・つーか、テレビやソフトじゃ再現不可能)あれを一度体感しちゃうと冗談抜きで狂うよ。
2008年4月22日、木村カエラ嬢のラジオ番組にPerfumeの三人がゲストとして呼ばれたものの、等の木村嬢が新幹線の遅延で放送スタート時間に間に合わず、急遽Perfumeが約30分間パーソナリティーの代役を務めたというエピソードはファンの間で語り草になっている。
これはYouTubeで見つけたその番組の録音データだけど、ちょっと感動したのは09:36でのっちが外人さんと言ってしまった直後、あ~ちゃんがすかさず外国人さんとフォローしてる箇所。ほんの数秒だから局側のカンペに対応した訳じゃない。テレビやラジオのフリートークを聴いてると、ほとんど思い付きだけで喋ってるように聞こえるものの実際はかなり色んな事を考え、気遣いながら話してるんだな。ちなみに当時あ~ちゃんは若干19歳。凄え。
【注】外人は差別表現で放送禁止用語
昨日は天気が良かったので新宿へ行けばもりめぐさんが歌ってるような気がして、夕方からスポーツクラブに行き、その後ビデオマーケットさんへサイン入りDVDを届け、凪の塩ラーメン食ってから新宿東南口へ。うん、予感的中。2組交代制で、もりめぐさんは待機中だった。
ところがそこへ当局の方が登場。俺、路上パフォーマンスを警官が止めに入る現場へ居合わせるのが初めてだったので遠巻きに様子をうかがってると、完全撤収するまでず~っと待ってるのね。こりゃあ埒があかん・・という事で俺はその場を離れて近くのゲーセンへ。
以前webで情報収集したところ、こういう場合は一時撤退してほとぼりが冷めた頃にパフォーマンスを再開するらしいので取り敢えず小一時間ゲーセンパチで時間を潰し、東南口へ戻ると誰も居ない。空しい・・ ひょっとしたら場所を移動したかと思いつつ西口方面を見て回るも、路上ミュージシャンは沢山いたけどもりめぐさんは見つけられず。
それでも諦めきれないのでもう少しだけ時間を潰し、再度東南口と西口を見て回って出会えなければ帰ろうと思ってたら西口で発見! 俺もよーやるけど粘り勝ちだね。
ちなみに今回は画像無し。手元に一眼デジカメはあったものの、3つの理由で撮影を断念。その理由とは・・
●装着レンズが前回使用した50-200mmではなく、標準ズームの18-55mmだった
●どの角度から狙ってもヌケが悪過ぎ
●例によってMCでカメラは苦手で・・のフレーズが出た
こんな感じ。逆に記録したいとかの邪念が無い分、じっくりと歌を堪能出来たから良かったかも。で、furonekoさんのアドバイスに従い、4月に撮らせて貰った画像データのCD-Rとプリントアウトした写真(B5やA4に引き伸ばすほど出来の良い写真じゃないのでL2版)を手渡す。その際、喉が完治した話をご本人から直接聞けた。
写真はね、喜んで貰えたかどうか分からないけど宣材にでも何でも適当に使って下さいと言って渡した。そういう事に使って貰えれば俺も本望だし。
さておき、こういう出しゃばったマネはこれでおしまいにして、今後はちょっと距離を置きつつ一ファンとしてもりめぐさんの活躍を見守っていこうと思ってる。でも歌を聴かせて貰ったら記念にCDを買いサインして貰うというスタンスは変わらないけど。
この作品に対する柳下毅一郎さんの好意的な記述に触れ、ちょっと気になったので借りてきた。
東北チャリティーとのカットバックや、単なるコメント撮りで2.3カメ回して無意味に切り返す演出がやたらと鼻につく印象でイマイチ好きになれなかったものの、トータル的には良質なドキュメンタリーになり得てるかな、と。
内容的にはAKBの舞台裏を生々しく捉えた作品で結構興味深い。バックステージでは熱中症や過呼吸でフラフラになりつつも舞台に上がれば笑顔の仮面を崩さない辺り、やはり彼女達もプロなんだな~と好感を持った。とは言えCD買っちゃう!って程には入り込めなかったけど。
掟さんの店に集うアイドルオタクの人がアイドルと名の付く娘達は誰しもが多かれ少なかれ地獄をかいくぐってきてる訳だからあのドキュメンタリーを特別視出来ないし、むしろドロドロのバックステージをひた隠しにして活躍するアイドル達の方がよっぽど神々しいと言ってた事を思い出す。それは確かに一理あるけど、だからと言って本作を否定するのも違う気がするな。是非はさておき、普段あまり見る事の出来ない煌びやかな舞台の裏側を垣間見る事が出来るという点で観る価値はある。
クズ鉄寸前の名機ZC-1000と期限切れのR25が5本。企画さえあれば明日にでも短編映画の撮影は可能なのに相変わらず良い案が浮かばず。今年もあと7ヶ月しかないぞ。どうする俺?
・・って訳でもないんだけど昨夜は中平先輩&久々に亜紗美ちゃんと飲み。先輩とは先月も飲んでるけど亜紗美ちゃんとはポットチャンネルUst配信後の打ち上げ以来だから約1年半ぶりか。時が経つのは早過ぎるなあ。
ちなみに今回の席はこれの為でして・・
先日、自分用にビデオマーケットさんへ発注した際、お店から預かったドイツ版DVDにサインを貰う為の宴だったのでした。なお、このサイン入りコレクターズエディションは近日中にビデオマーケットさんの店頭へ並ぶの筈なので欲しい人は新宿へGO! 一応書いておくと、まだ渡してないから明日明後日お店へ行っても売ってないよ、念のため。
で、飲んでる時に話の流れで亜紗美ちゃんが書いてくれた旧バージョンのサインを公開・・
何か紙ない?と聞かれた際、手元に適当な紙がなく失礼ながらゆうちょ銀行の封筒になってしまったけど、これはこれでレアアイテムだなあ、と。そんな訳で後生大事に持ってるつもり。
何の一周年かって? 勿論、禁煙ですよ。最後の1本を吸ったのが2011年5月21日なので、今日で丸1年間タバコを吸ってない。
こちらは酒と違い、頑張った自分へのご褒美とか言って吸ったりしないよ。そこはアレン・カーさんの1本吸ったらおしまいという教えをしっかり守る。
1年間の禁煙は健康の為になりつつ、金の節約にもなってる。ちなみに俺は昨年までセブンスターを1日約1箱吸ってたので1ヶ月分のタバコ代は440x30=13200円、これが12ヶ月分だから158400円浮いたのか。その割に貯金とか全然増えないんだけど。
しかし禁煙なんか絶対する気なかったのに、やっぱり命がかかるとスパッと止められるもんだね。今後また吸いたくなる事はないと思ってるけど、もしそんな欲求に駆られたら脳梗塞へ一直線と自分に言い聞かせる。実際、冗談抜きでそう思ってるし。
家飲みを止めたのが前月の18日なのでかれこれ1ヶ月間、家では一滴の酒も飲んでない事になる。うむ、偉いぞ俺。そんな訳で、こんな俺でもやれば出来る!という事で自分へのご褒美に祝杯を挙げてるところ。いや~、1ヶ月ぶりのジャック・ダニエルは五臓六腑に染み渡るねえ~ ・・って、飲んじゃダメだろ!!>俺
でもまあ、今日はちょっと小休止って感じで明日からまた禁家飲み再開。そもそもの目的が約10日後に迫った人間ドック対応なので、ここで飲み始めちゃったら1ヶ月の苦労が水の泡なのだ。
とは言え先月も書いた通り、自制してるのは家飲みだけで外じゃ普通に飲んでる。しかも先月から今月にかけては外で飲む機会がやや多めで、思い返すと8件の飲み会に参加。それでも22日間は家飲みを断ってるから節酒量もかなりの物。参考までに書くと2日半でジャック・ダニエル700mlボトルを空にしてたから、ウィスキー約9本分の節酒ですか。これは検査結果が期待出来ますぞ。
ちなみに次回の人間ドックの結果如何により今後の飲酒ペースを決定する予定。もし今回の結果が劇的に良好だったら禁家飲みを続けるし、何も変わらなければ開き直って家飲み再開。個人的には良好であって欲しい・・
Perfumeのライブでは中盤の衣装替え時に毎回スタイリッシュなオリジナルビデオクリップが流れるんだけど、私的ベストは初武道館公演のこれ。シルエットもカッコいいけど、そこにストロボ撮影の止め画を僅かばかり挟み込む手法が秀逸。やはり関和亮氏、只者じゃない。
・・という訳で表題通りですよ。正直言えばこれを録画したいだけ。
前回もPerfumeの東京ドームを録る為だけに加入し2ヶ月で解約。今回は知り合いに頼んで録って貰おうとか思ってたんだけど、先日ファンの集いへ参加させていただいた時にJPNツアー全公演制覇を目指す強者達と話をしてたら、たかだか月額2415円の受信料をケチるのがバカバカしくなってしまったのだ。
でもこれ、すご~く危険な傾向ね。俺がプロ野球カード収集にハマってた頃、初めてNifのコレクターズフォーラムを覗いた時は菓子問屋でポテチを何箱も買う強者達の存在に驚きつつも感化されちゃってよっしゃ俺も!とか思ってドカドカ買い始め、ふと気が付いたら俺が先頭を走ってたという苦い経験がある。まあWOWOW再加入程度に止め、気付けば全公演アリーナ最前列制覇とか目指してる事のないように気を付けなければ・・
さておき、今回は即解約しないで半年ぐらい利用しようかなと思ってる。数ヶ月に1つはちょっと観たい&録りたい番組があったりするし、最近DVDレンタルのネタが詰まってきたのでランダムに放映される映画を観ていくのも一興かな、と。月に20本も録画すればDVDレンタルより経済的だし。
・・という訳で見終えました。細かい事を言えば色々あるけどトータル的には面白かった。とにかく、あの手この手で視聴者をグイグイ惹き付ける巧妙な展開には学ぶ所が多い。
ただねえ・・ 昔から言ってるけど悪役が途中で良い人に変わったり可哀想な人に変貌したりするのはナシだよ。これがあるとシラけちゃうんだよね、俺。まあ、そういう事言ってるから何時まで経ってもマイナー指向なんだけど。
で、ドラマとしては10数年ぶりに40%の視聴率を稼いだという最終回だけど、個人的にさほどグッと来るものはなかった。むしろ、8話辺りのミタが初めて身の上話を始めるシーンで、鉄の仮面が僅かに崩れる所が個人的には一番グッと来た。やるな松嶋菜々子。
しかし、こういう無表情・無感情で生気のないキャラクターってEVAの綾波レイ以降、脇役のスタンダードになっちゃったね。これに関しては実写で、しかも主役に配したところが新鮮で一つの勝因になったのかも。
俺らのスケ番☆ハンターズシリーズがドイツでDVDリリースされたのは少し前の話だけど、両作のDVD&総括殴り込み作戦サントラの計3枚がセットになっている限定2000枚生産のリミテッドエディションがある事を知ったのは数週間前の話。
そんな物があるんだったら是非欲しいと思い、ビデオマーケットさんに取り寄せをお願いしたら速攻で届いた。
見るとシリアルNoまで打たれてて俺のコレクター気質を刺激しまくり。作者としては0001とか欲しかったけど、そこはまあ贅沢いいっこなしって事で。
ちょっと本編を観てみると、掟ポルシェさんや佐藤佐吉さん担当の声優がカッコいい声でシビれた・・けど、ドイツ語だから何言ってるのかさっぱり分からん。あと、拙作地獄の決闘のラストには謎のナレーションが入ってた。確かにちょっと分かり難い終わり方だからゲルマン民族的な解釈で何かを解説してるんだろうね。でも、残念ながらこれも何言ってるのか全然分からねえ。
ちなみに中を開くとこんな調子・・
計24Pのブックレットが付属してる。これは作者的にも感激の豪華仕様。ビデオマーケットさんは販売元の8FILMSさんと直接取引されてるらしく、作者が本ソフトに興味を持って注文してきた事を先方へ伝えたら凄く喜んでくれてたそうな。何をおっしゃいますやら。こっちの方が100倍感激してまっせ。
・・という訳で、関東在住のリピーターでこのソフトに興味がお有りの貴兄は新宿のビデオマーケットさんに取り寄せ依頼して下さい。ドイツ語吹き替え&亜紗美ちゃんのインタビュー映像が含まれてる事を除けば国内版と何ら変わらないけど、拙作地獄の決闘は国内版DVD用に再編集する前の劇場公開版73分バージョンです。
Perfumeのライブでは後半のハイライトに欠かせない代表曲で、観客のボルテージを沸騰点に上げる役を担うチョコレイト・ディスコだけど、正直言えばファースト・インプレッションはあまり良くなかった・・と言うか、YouTubeのPerfume探求でこの曲の動画に初めて出会った時は途中で観るのを止めてしまった。
これはやっぱりしつこい程のリフレインが原因だろうな。ちなみにこの曲では冒頭30秒だけでチョコレイト・ディスコというフレーズが11回出てくる。トータル何回か数えた事がないから分からないけど、まあ聴き終わる頃には生涯忘れられない程この単語を聴かされる。
そんな訳でアルバムGAMEを買うまでこの曲を最初から最後まで聴く機会がなかったのに何度か聴いてたら慣れてしまい、更に病み付きになって、今はライブで聴くと狂うし、職場の飲み会でリクエストされればうろ覚えのダンスを披露するレベルで惚れ込んでる。
でもそういう物って音楽に限らず様々なジャンルにあるよね。実に分かり難い例えだけど新宿ゴールデン街の煮干しラーメン凪が正にそんな感じ。初めて食った時は激しい個性に面食らってさほど美味いとは思わなかったのに、何度か食ったら病み付きになって今じゃ定期的に通わないと気が済まない。要はクセがある分、ハマると抜けられない魅力を兼ね備えてるという事か。
そしてエレワの項目でも書いた通り、そういう突出した部分があるからこの曲も大して売れなかった。やっぱり大衆受けする曲ではなかったんだね。それでも業界人へのウケは良く、今や周知の事実だけどこの曲に木村カエラ嬢が食い付いてラジオで何度も流した事がPerfumeブレイクの大きなキッカケになる。
ちなみに俺の中でこの曲の印象が大きく変わる要因になったのがGAME TOURのライブ映像。多方面で語られてる通りPerfumeのライブは基本CD音源に合わせて踊るだけの口パクなんだけど、これに関してはあ~ちゃんが煽るから口パクにすら成り得てない。だというのに客が狂ったようにノッてる。これは一体どういう事??と思って何度も見てるうちに俺もその説明不能な魅力の虜になってた。ホント、何なんだろうね、この魅力は。
何を隠そう、俺が初めて聴いたPerfumeの曲はエレクトロ・ワールドだった。いや、ポリリズムは知ってたけどサビしか聴いた事なかったから、意識的に最初から最後まで聴いたのはエレワが初。それもラジオやCDじゃなく、この動画で。
これに出会ったのはホントに偶然で、そもそも俺は掟ポルシェさんのトークライブ動画を探してたんだけど見つからず、そのまま探索を続けてたらこれが弾き出されたのでした。約2年前の話で、当時俺はPerfumeがどういうグループなのか全く知らなかった。ただ、この楽曲とダンスパフォーマンスがやたら印象に残り、今度はPerfumeの語句でYouTube検索を始めて様々な動画を観るうちにハマってしまい今に至る。
さておき、今ではPerfumeのライブ序盤ないし中盤のハイライトとして定番化してるものの、リリース時は全く売れなかったらしい。ちょっと調べるとメジャーデビュー曲リニアモーターガールがオリコンチャート99位、2ndシングルコンピューター・シティが45位、3rdシングルのエレクトロ・ワールドは77位。すなわち、ベスト50に食い込んだ前作より支持率が低かったわけ。
前回はポリリズムが何故売れたのかを分析してみたけど、今回はエレワが何故売れなかったのかを個人的に考えてみたい。
言わずもがな、だけど当時のPerfumeは無名過ぎてメディア露出度が低いから、然るべき層へ届いてないってのが一番の理由。それと、音的に突き抜け過ぎてて一般大衆には敷居が高かったのかな、と。やっぱり一部に突出した部分のある物ってコアなファンには受けるけど大衆受けしないんよ。
ただ、売れてしまえば話が変わってくる。例えば中田ヤスタカ氏はこのトンガリ路線を更に突き詰めたGAMEやedgeを世に出してファンから高い評価を得る。でもそれはPerfumeがブレイクしたからこそ可能な冒険で、2006年当時にGAMEやedgeを出しても支持されなかったろうし、それ以前に関係者NGが出されてオクラ入りしてたと思う・・つーか、これだけ大物に成長した今でもPerfumeを全く聴いた事ない人にエレワやGAMEやedgeをいきなり聴かせたら拒絶する人の方が多いんじゃないかな。良くも悪くも大衆って奴は分かり易い物を求めるからね。
取り敢えずこの分析シリーズはあと1回書いて終了の予定。
少し前に、伸び悩むアーティストを一気にスターダムへ押し上げる名曲の話を書いたけど、Perfumeに関しては言わずもがなポリリズムがその役を担ってる。2006年辺りからライブハウスなら満杯に出来る力を付けてブレイクの基盤は出来上がってたみたいだけど、やはりポリリズムの爆発力はケタが違う。
確かに国営放送でのCFタイアップというメディア露出が最大の要因ではあるものの、そこで流れた曲が大衆の心を掴む傑作でなければ完全に聞き流されて今日のPerfumeはなかった。だからこそ結成8年目にしてようやく巡ってきたワンチャンスを確実にモノにした中田ヤスタカ氏の功績は計り知れない。
では何故ポリリズムはたった30秒で大衆の心を掴んだのか。これを素人目線で分析してみたいと思う。とにもかくにも始まりはこのCFなので、ここで流れる30秒間に絞って話を進めましょう。
俺が思うに特筆すべき要素は一度聴けば耳から離れないキャッチーさと、ある種の懐かしさですかね。そもそもリサイクルのCFなので繰り返すという事が大きなテーマになってて、中田氏はそれを歌詞と音で巧妙に表現している。とは言え、ただ単に同じ音をリフレインで聴かせても単調だしすぐ飽きられてしまうから1小節毎にベースラインを変え、新たな音を挿入する等、聴き手を飽きさせない配慮が成されてる。
懐かしさという点では曲全体の軸になってるバックの♪チャ~~ン、チャッチャ~ンという展開の音って俺がガキの頃によく聴いた覚えがある(ただ、オリジナルが何なのか全く思い出せない)。恐らく7-80年代のディスコミュージックやテクノサウンドの何かだと思うんだけど、俺らの世代にとっては懐かしく、若い世代にとっては新鮮な音という事で多くの支持を得たんじゃないかと。
ポリリズムでブレイクする約半年前にPerfumeはチョコレイト・ディスコをリリースしていて、これもブレイクへ至る重要な曲ではあるんだけど、ポリリズムではなくチョコレイト・ディスコが国営放送のCFに使われたとしたら今日のPerfumeはあっただろうかと考えると、多分なかった気がする。勿論俺はチョコレイト・ディスコも大好きだし名曲だと思うけど、一般大衆の心を30秒で捉える曲という点では、やはりポリリズムしかない。
しかしたった4分10秒の曲が昨日までの売れないアイドルを今日の国民的大スターに変えてしまうんだからショービジネス界ってのは恐ろしい所だよね。まあ、俺が片足突っ込んでる映画界も似たようなもんだけど。
Perfume武道館4Days最終日の12日はヤフオクでのチケット高騰ぶりがハンパなく、さすがの俺もアホらしくなって撤退。もう勝手にさらせ!って感じだったんだけど、そこにPerfume仲間ゼブラさんからのお誘いが・・
一緒に音漏れ参戦しません??
音漏れ・・すなわち、会場から漏れてくる音を外で聴いて愉しむ事。かな~り空しい&一人じゃ恥ずかしくてやってられないけど仲間がいれば祭りになり得るし、そもそも俺ってチケットを取れなかったコンサート会場へ足を運んだ経験がないので果たしてその時、会場の外は一体どうなってるのか非常に興味があったので参戦する事にした。
個人的に音漏れと言えば1990年のストーンズ東京ドーム10Daysが印象深い。チケットを取れなかった女性がドームの壁に耳を当てて心酔してるニュース映像を観た時はこの人って中で騒いでる業界人なんかよりよっぽどストーンズ好きなんじゃない?と思わされた事を思い出す。今回その役を俺自身が演じるのも悪くないかな、と思ったりして。
会場に着いたのは開演30分前。チケットを持った勝ち組が右往左往してたけど、開演時間が近付けば当然ながら俺ら負け組を尻目に会場内へと消えていく。そして開演時間になると周囲に残された音漏れ組はざっと見渡して2-300人。半ばヤケクソな感じが悲壮感を漂わせるものの、開演と同時に場内から聞こえてくる楽曲に合わせてみんな歌ったり踊ったり。そこには会場内とは別の祭りが展開されていた。ああ、コンサート会場の外って何時もこんな感じなのねと思ったりしたものの、事情通の人に聞くとこれって結構異例な事らしい。
しかし、見事な完コピダンスを披露する人も居ればコスプレしてる人も居る。それだけの情熱とパワーがあるならヤフオクで3万ぐらい出せるだろうにと思ったけど、みんなそれは絶対したくない的な拘りやプライドがあるんだろうな。俺も少し反省させられたり。
肝心の音漏れ状況だけど、会場脇に居ると結構クリアに聞こえる。ただ、Perfumeのライブは重低音が凄まじいから音漏れ以上に会場のガラスがビビる音の方が大きい。あれ、もう少し音量を上げたらガラス割れるね。実際、会場内で聴いてると内臓まで響くもん。但し、残念ながらクリアに聞こえるのは楽曲のみでMCはほとんど聞き取れず。
そんな調子で、公演終了まで氷結飲みながら音漏れを堪能し、その後に場内参戦組の人達との飲み会へも参加させて貰ったんだけど、聞くとMCで我々音漏れ組に対してあ~ちゃんが涙ながらに声援を送ってくれたそうな。前記の通りMCはほとんど聞き取れないから全く分からなかったけど、もしその声援がクリアに聞こえたら俺ら号泣してたろうな。
だってさあ・・ 結局俺ら、うなぎ屋の前で煙の匂いを嗅ぎながら白飯食ってた乞食だぜ。そんな貧乏人に感謝するアーティストが居るかよバカ野郎。泣けてくるじゃねえかこの野郎。
そんな訳で、大枚はたいてチケット入手するよりも音漏れ参戦する事によって得た物は大きかった気がする。そして、Perfumeというグループがこの世から消えて無くなるその日まで支持しようと改めて思わずにいられないのでした。
【追記】webで情報収集したところ、俺らの居たポジションでは聞こえなかったけど場所によっては中からの三人の呼び掛けが結構クリアに聞こえたみたいね。でも聞こえなくて良かった。聞こえてたら俺マジで泣いてたよ。
普段全くテレビを観ない俺の耳にも最終回の瞬間視聴率40%オーバーという情報は届いてきたし、昨今これほど話題になったテレビドラマも珍しいので少し気になってDVD借りてきた。
まだVol.1しか観ておらず、テレビドラマ特有の安い演出が少し気にはなるものの次回が気になって見続けてしまうだけの面白さではある。ただ、今の所はその程度の印象で、すげー面白え!とか大傑作だ!!とは思えず。最終回まで観たら印象が変わるかも知れないけど。
・・という訳で続きが気になるのに近所のレンタル屋ではVol.2が常に貸し出し中。すいません、ドラマ大南店で家政婦のミタVol.2を借りた人、早く返して貰えませんかねえ・・
一昨日は武道館でPerfume、今日は浜松町で森恵さんのフリーライブに参戦。かたや武道館4Daysを満杯にするスーパースター、かたや更なる高みを目指して階段を一歩一歩上っている最中のストリートシンガー。世間的な知名度は大きく異なるけど、俺の中では等価値だね。共通点があるとすれば双方共に広島出身って事だけでジャンルもタイプも全く違うけど、いずれも心の底から応援したいアーティストなのだ。
ちなみにもりめぐさんは俺が先月観た新宿ストリートライブの直後に急性声帯浮腫という声が出なくなる病気でダウンし、予定されてた公演全てを延期して治療に専念。今月初旬の広島フラワーフェスティバルを経て、今日が東京での復帰一発目になる。
病気の話はご本人のブログやTwitterで知ったけど、やっぱり心配だったね。特に声が出なくなり始めた頃に翌日の公演もやるつもりみたいな書き込みがあった時はファンのやめとけコールが凄まじかった。
俺もそうだし、あの時公演中止を叫んだファンの心理は誰しも同じだったと思うけど、もりめぐさんはまだまだこれからの人なのに、無理して本格的に喉を痛めたら志半ばにして歌の世界からリタイヤなんて最悪の事態も考えられる。そんな事になったらご当人は勿論のこと俺らファンも泣ききれない。そりゃあみんな必死で止めるよね。結果的に公演は延期となったんだけど、ブログの内容から察すると完全に声が出なくなって強行もクソもない状態だったらしい。
そんな経緯もあり、回復ぶりが気になって浜松町へ足を運んだんだけど、聴いた限りじゃソウルフルな歌声は相変わらずで高音の伸びも安定したピッチも健在。もうホントにホッと胸をなで下ろした。
で、今日は4月に撮らせて貰った新宿東南口ストリートのデジカメデータをCD-Rに焼いて渡そうと思ってたんだけど、ものの見事に忘れちゃって渡せずじまい。まあ、新宿で撮った写真は新宿で渡した方が良いからまた後日って事で。でも病み上がりだし、先月みたいなペースでは路上に立たないだろうから今度出会えるのはいつの事やらって感じ。
しかし今日も思ったけどファンの年齢層が高過ぎる。俺を含め7割がオサーンだもんな。関係者はここを問題視すべき。今後ブレイクするにはもっと若い層を引き込まなくちゃいけない。その為に音楽スタイルを変える必要はないけど、10-20代のハートを鷲掴みにするキャッチーな曲が欲しい。それこそ深夜ラジオで流れたら口コミでバーッと広がるような曲が。
日本の音楽シーンの歴史を紐解くと、伸び悩んだ実力派が一気にスターダムへのし上がる時は常にそういう曲があった。スピッツならロビンソンだしPerfumeならポリリズムだし。で、その1曲さえあれば過去の曲全てが再評価されるのも常。空も飛べるはずやエレクトロ・ワールドは発売当時全然売れなかったけど今じゃスタンダードだからね。
そんな訳でもりめぐさん陣営にはとにかく1曲でいいから大衆に有無を言わせない名曲を作り上げて貰いたい。そして、もう気楽に話をしたりサイン貰ったり出来ない領域へ飛んでっちゃって欲しい。まあ、そんな事は言われなくても分かってるだろうし、その為に何をどうすれば良いのかが分かれば誰も苦労しないんだけど。
これがオリジナルか。不勉強な俺は聴くの初めて。
webを徘徊するとチケット転売に関する様々な考え方が多く語られてて色々と考えさせられる。個人的な意見を述べさせていただくと、俺自身はオークション肯定派なので欲しいチケットがあれば積極的に利用してる。
例えばの話、FC先行の抽選に申し込みました、ハズレました、ヤフオクを覗いたらちょっと割高だけどチケット売ってます、さあどうする??って事。俺は転売反対を声高らかに掲げるよりもチケット買う方を選ぶって事でね。反対派の人達の言い分も分かるけど、これはもう感覚の違いでしかない。とは言え、前にも書いた通りアリーナ最前列だからってスタート価格10万とかで売りに出す金の亡者は嫌い。
話を戻すと転売防止運動とか頑張ってる人も多いみたいだけど、残念ながらこれは絶対無くならないと思う。何しろチケット転売には長~い歴史があるからね。だからって全面的に肯定する気は俺にもなくて、売り手買い手共に納得のいく取引ならOKってスタンスかな。
ネットオークション普及の弊害があるとすれば一昔前はヤクザくずれのチンピラしか出来なかったダフ屋行為を素人でも簡単に出来るようになっちゃった事。先に書いた良席高額スタートの大半は素人だし(もう書き込み内容で分かる)こういうのが横行するとオークション否定派が増えるのも仕方ない。
どこまでがOKでどこからNGかは一概に決められないけど、俺のチケット売買観はこんな調子。一つ言える事は売る方も買う方も犯罪者って考え方には否定的なので、そういう人は意見を求めてこないでね。言い合ったって時間の無駄なので論争は止めておきましょう。
朝も早よから工事業者がやってきて俺の部屋の照明工事。数週間前から蛍光灯照明の調子がイマイチなので、これはもう買い換え時かと思ってLED照明を導入した。色々機能が付いて3-4万のも沢山あったけど俺がセレクトしたのは機能が最小限でリーズナブルな2万のやつ(SHARP製)。天井に今まで使ってた蛍光灯照明の跡が付いてるのが何ともはやだけど、こればっかりは仕方ない。
最近の照明器具はシーリングというパーツを使ったアタッチメント固定方式なんだけど、俺の部屋の照明は古いからこのシーリングも取り付ける必要があった。パーツ代や取り付け工賃を含めて約5000円。高くはないけど安くもないって感じ。
消費電力がマキシマムで48Wだから、今までの20W蛍光灯4本と比較すれば約半分の省エネ。更に言えば向こう10年間は球切れの心配もないので長い目で見るとかなりの節約になるのだ。
はい、行ってきました。但しあ~ちゃんにステージ上から武道館はまだ3日あるし沖縄公演もあるので、今夜の事は私達だけのヒ・ミ・ツと念を押されたので内容に関しては多くを語らず。本公演を観た人にとっても嬉しいサプライズがあるよ~、ぐらいの記述に止めておく。
24年ぶりの武道館に入場した時の第一印象はこんなに狭かったっけ??って感じ。前々回の東京ドームや前回のさいたまスーパーアリーナがデカ過ぎたせいもあるけど、例えアリーナCブロック最後列でもかなりメインステージに近い気がした。ちなみに俺が大枚はたいて入手したアリーナA-2ブロック30番台前半はメインステージのセンター位置までが目測で約20メートル、花道の先にあるセンターステージまでが約16-7メートル、時折メンバーが来てくれるサイドステージまでが10メートル足らずで、不用意にステージを眺めてると目が合っちゃう程の近距離。
これはもう仕方ないけど、席の良し悪しでライブの印象は大きく変わる。表情の判別すら付かない2階席と、ほとばしる汗も目視出来るアリーナ最前列付近じゃかなりの温度差があるからねえ。そりゃあ、転売を否定する人の気持ちも分かる。俺も良席だからってスタートの時点からアホみたいに高い値を付ける転売屋は地獄に墜ちろと思う。でも、競り合った上で高額落札するのは自己責任なんでね。そういう意味で今回の高額チケット入手に後悔はしてないし、とやかく言われるのも余計なお世話って気がする。
話を戻せば、ここまでステージに近いと周りの客が狂人並にヒートアップしてるから俺も遠慮せずに大騒ぎ。これだけ騒いだのは俺のPerfume参戦歴初。あ、でも東京ドームのPerfume号場内一周の時と、さいたまスーパーアリーナのアンコール1曲目※も同じぐらい騒いだか。もう会場が熱かったって事もあり汗だくですわ。勿論それは心地良い汗だけど、
こんなに楽しいライブがあと3回も控えてるので全部行きたい衝動に駆られるけど9.11日は予定ありで参加不可。で、最終日のチケットは未だ入手してないけど、一風変わった参戦を予定中。これについては終了後に改めて書きましょう。乞うご期待。
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公演内容に関するネタバレになるので1月の参戦記では書かなかったものの、同様の演出が武道館及び沖縄では行われない事を確信したので書いてしまいましょう。SSAではアリーナ最後列に特設ステージ(らしき物)が用意されてて、アンコール1曲目はそこでダンスパフォーマンスが披露された。俺の席はその特設ステージの真横で、この1曲のみ最前列で観られたのでした。
俺、知らなかったけどそういうラーメンが存在するのね。凪悪魔はその悪魔ラーメンをリスペクトしたそうな。webで情報収集すると、やはり極端に塩辛いものの激ウマだと。これは気になる。
塩分が異常に多いらしいので連日食ったら体壊しそうだけど、一度は話のネタに食ってみたいな。
思えば俺が武道館のライブを観るのはブルーハーツのプリティ・パイナップルツアー以来だから24年ぶり。あの時もアリーナ席だったけど、どの辺だったか気になってこういう物を引っぱり出してきた。俺、半券と名の付く物は捨てた事がないので当然ながらこれもしっかり保存してある。
座席の名称が今とは異なるみたいね。うろ覚えだけど今で言うアリーナA8辺りじゃないかと。マーシーの立ち位置が近かったけど右サイドのスピーカーの真ん前で、耳鳴りが数日治まらなかったのをよく覚えてる。しかし当時ブルハの武道館公演は2800円で観られたのか。安いなあ。
ちなみにプリティ・パイナップルツアーは2ndアルバムYOUNG AND PRETTY発売直後だからTRAIN TRAINで大ブレイクする約半年前。既に熱狂的なファンは多かったけど世間一般に浸透する前だからFC先行でこんな良席も確保出来たのだ(ブルハライブ参戦はこれが最初で最後だからその後の事は知らない)。
もう、いくら待っても最終日のチケットが値落ちする事は無さそうなので見送り確定。その金で5/8の良席を狙おうと思い、アリーナAブロックを押さえてしまった。これはこれで結構値が張ったものの、同条件で最終日なら2倍以上の値が付いてる。更に言えば同額で2階席買ってる人も沢山居るし。確かに最終日は魅力的だけど同じ値段だったら2階席より初日のアリーナAでしょ。
ただ、もう少しランクを下げれば半額で落とせたんだよね。更に言えばオークション終了時間が悪かった。このテの出品物って、代わりが沢山ある時間帯はさほど競りが激化せず、遅い時間になると代用品も少なくなるから価格が高騰する傾向にある。
今回俺が入手したのは今夜落とせる5/8の良席としてはラスイチで、翌日締め切り分になると郵送取引が危険域に入る程に公演日が近付いてるから激しい奪い合いが展開され、最終的には俺の入札上限額まで競り上がってしまった。とは言え、半額だったアリーナB・Cとて俺が参戦すれば高騰してた可能性もあるし、勝負は正に時の運なのだ。
さておき、世の中には4days制覇を目指すパフュヲタも多いみたいだけど、9日は予定あるし11日は仕事だし、12日はチケット高いから俺は8日のみの参戦に甘んじます。
黒澤明の初期作品を観てたら無性に見返したくなり用心棒を再見。部分的には結構マメに見返してたけど全編通して見返すのは約10年ぶりか。
世間的に黒澤明の最高傑作と言えば七人の侍って事になってるし、俺も異存はない。ただ、映画史的価値とか世評を度外視して個人的な趣味だけで言えば用心棒と椿三十郎の2本に軍配を挙げたい。で、この2本に関しては俺の中で等価値。優劣は付けられず。
しかし改めて観ても上手え!としか言いようのない作りの巧みさ。権爺が三十郎に渡す出刃包丁をクライマックスで秘密兵器に使ったり、冒頭でちらっと登場する血気盛んな百姓の一人息子をラストで再登場させる伏線の張り方とか。そして心に残る名台詞の数々。
「斬られりゃ痛えぞ」
「桶屋、棺桶二つ いや、多分三つだ」
「あの先生は逃げたぜ 昼逃げだ」
「用心棒にも色々ある 雇った方で用心しなきゃならねえ用心棒だってあらあ」
「刺身にしてやる!」
「子供が刃物持つんじゃねえ! お袋ん所へ帰れ 水粥すすっても長生きした方がよかねえか」
私的見解だけど、台詞まで覚えちゃう映画ってのが自分にとって最も価値ある映画なんじゃないかと。そういう意味でも用心棒は俺にとって重要な作品と言える。
ところで今回の再見ではっきりした事が2つ。卯之助の持つ拳銃はスコフィールドだって事と、丑寅の子分かんぬきを演じてるのはジャイアント馬場じゃないって事。後者に関してはクレジットされてないから別人って事は分かってたものの、今回ちゃんと調べたら羅生門綱五郎という台湾出身のプロレスラーでした。一応レスラーつながりではある。wikiとか見るとここを誤解してる人が多いらしいので要注意。
ちなみに今回は日本語字幕ONでの鑑賞。これで今まで聴き取れなかった台詞の内容も明確になったので大満足。もう少ししたら椿三十郎も字幕入りで見返そうかな。
いやー凄え凄え。Perfume武道館4days最終日のアリーナAブロックに20万付いたねえ。2階席が3万とかになってるのを見ると何だかな~と思うけど、この領域まで行くとむしろ見てて気持ち良い。
・・という訳で、最近はもっぱらヤフオク・ウォッチングに終始してて、もはや最終日のチケット入手は諦めモード。今の様子じゃ公演日ギリギリになっても値落ちしそうにないし、大枚はたいて買うのもシャクだし。
で、ちょっと視点を変えて初日の5/8で検索したら、こっちは常識的な範囲で取引されてる。公演日が近いって事もあるけど2階席なら定価で買えそうな雰囲気だし。やっぱり最終日だからみんな熱くなってるんだな。考える事は皆一緒って事か・・
新宿煮干ラーメン凪が5/3-6の4日間のみメニューに加える限定ラーメン凪悪魔の情報を掴んだのは一週間ほど前の話。俺もラーメン探求を始めてから30余年になるけど、これほど挑発的な名前のラーメンは初めて。激とか超なら月並みだけど悪魔だからね。しかもこれが日に20食限定。すなわち、世界で80人しか凪悪魔を食す事が出来ない。そんなの食わなきゃ一生後悔するに決まってるじゃん。
・・という訳で、3日は休みだから11:30の開店時間に合わせて新宿ゴールデン街へ向かおうと思いつつ寝床に入る・・
朝、凪のカウンターに座ると向こう側には掟ポルシェさんが居て、どうも~! 遂に会っちゃいましたね~とか軽く挨拶しつつ、出てきた凪悪魔を食ったら毎回食ってる塩煮干ラーメンと全く同じ味。これってどういう事??・・と、思った所で目が覚めた。時計を見たら朝8:00前。遠足の日の小学生かよ! しかも夢に見るようじゃおしまいだね。あ、一応書いておくと実際に凪で掟さんにバッタリ会った事は今の所なし。
10:30頃、夢にまで見た凪悪魔を食う為にリアルワールドでも新宿ゴールデン街に向かう。店に着いたのは11:35分頃で、既に10人ほどが外に並んでてビックリ。でもこれは開店時間が少しズレ込んだせいで、数分後には店に入れた。でも、俺の後に来た人は雨の中10数分並ばなくちゃいけなかったみたい。さすがは人気店。
ちなみに朝イチの客全てが限定ラーメン狙いじゃなく、ジャニヲタの人は相葉君と同じのが食べた~い!と言ってつけ麺を頼んでた。凪悪魔を頼んだのは俺を含め3-4人じゃなかったかな。
そして問題の凪悪魔を食う時がやってきた。
俺も詳細が掴めないからこそ夢に見るほど興味が膨らんだので、色々書くとまだ食ってない人の楽しみを奪っちゃうかな~と思ったものの、既に情報がwebに書き込まれてるから俺が書いても問題ないでしょ。
そのネーミングから激辛ラーメンなのでは?という予想がチラホラ見受けられたものの、辛いの上に塩が付く塩辛味が正解。店長の話では煮干しに加え、あさりダシを過激に加えたんだそうな。深みはあるけど、とにかく濃い。俺の前に頼んでた客はライスで塩辛さを中和しつつスープを飲んでたので俺も真似してライスを注文。でもスープは飲み干せなかったなあ・・つーか、店長の飲み干さない方がいいですよというアドバイスに従ったんだけど。
・・つー訳で結論。美味いは美味いけど塩煮干ラーメン的な完成度の高い美味さではなく、もっと荒々しい、珍味の部類に入る美味さでした。それでも話のネタにはなるので興味がお有りの貴兄は6日までにゴールデン街へGO! 但し、店にも掲げてあったけど素人の方にはオススメ出来ません。理解力ある方のご注文のみ承りますという事らしいので注文は自己責任で。
あああ~! もうチケット高過ぎ!! いくらなんでも武道館の2階席に2万も3万も出せないよ。いや、別に金がない訳じゃなくて、高額落札で出品者を過剰に喜ばせるのはイヤという貧乏根性が働くのだ。
これならまだアリーナの良席に4-5万出す方が納得いくけど、それはそれでイヤ。そんな訳で急激に参加意欲が削がれてきた。取り敢えず公演5日前まで様子を見て、値落ちしないようなら参戦見送り~
5月のスケジュールが確定し、ちょっと確認したら12日は早朝出社だけど15:00に仕事が終わる。
15:00退社・・って事は、九段で17:30開演の某公演に余裕で間に合う・・
・・という訳で、ヤフオクでチケット物色してる俺が居る。アリーナ席は結構な額で取り引きされてるし、良席気分なら埼玉で堪能したし、俺的には同じ時を共有したいだけなので今回は2階席の上の方でもいいかな~と思ったりして。
でも、見てると2階席でも定価の倍に跳ね上がってる。まあ、4Days最終日って事でFC先行の競争率も高かったからなあ。多少の出費は仕方ねえか・・
噂の女、愛と希望の街、13日の金曜日 新しい恐怖、13日の金曜日 ジェイソンNYへ、痴人の愛、でんきくらげ、しびれくらげ、ピラニア、楊貴妃、乱れる、日本脱出、樹氷のよろめき、悦楽、水で書かれた物語、女が階段を上る時、ワイルドギース、無理心中日本の夏、日本春歌考、天草四郎時貞、七人の侍、鏡の女たち、お遊さま、姿三四郎、続姿三四郎、一番美しく、酔いどれ天使、娘・妻・母
以上27本。通勤途中鑑賞を始めた2006年以来、最も渋いラインナップかも知れない。ただ、その中に13金とピラニアとワイルドギースも混じってる辺りが俺らしい。
上記B級以外の内訳を書くと溝口健二3本、大島渚5本、増村保造3本、成瀬巳喜男3本、吉田喜重4本、黒澤明5本。な~んか、勤勉なシネフィルみたいでイヤだね。
ちなみに成瀬って学生時代に2本だけ観てそれっきりだったものの、改めて観ると実に面白い。題材は地味なメロドラマが多いんだけど、なんか惹き付けられる。
今の今まで保留してた黒澤初期作品もここ数日で一気観。姿三四郎シリーズはさほどでもなかったけど酔いどれ天使は良かったな。三船敏郎が若くてすげー2枚目なのにびっくり。
まだ黒澤、溝口、成瀬、吉田、それぞれ5本づつ未見作品が手元にストックされてるので、向こう1ヶ月はこのシリーズが続く。ついでに赤木圭一郎の拳銃無頼帖シリーズが観たくなって借りてきたので、これも随所に挟んでいく予定。