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2012年5月 4日 (金)

用心棒

黒澤明の初期作品を観てたら無性に見返したくなり用心棒を再見。部分的には結構マメに見返してたけど全編通して見返すのは約10年ぶりか。

世間的に黒澤明の最高傑作と言えば七人の侍って事になってるし、俺も異存はない。ただ、映画史的価値とか世評を度外視して個人的な趣味だけで言えば用心棒と椿三十郎の2本に軍配を挙げたい。で、この2本に関しては俺の中で等価値。優劣は付けられず。

しかし改めて観ても上手え!としか言いようのない作りの巧みさ。権爺が三十郎に渡す出刃包丁をクライマックスで秘密兵器に使ったり、冒頭でちらっと登場する血気盛んな百姓の一人息子をラストで再登場させる伏線の張り方とか。そして心に残る名台詞の数々。

「斬られりゃ痛えぞ」
「桶屋、棺桶二つ いや、多分三つだ」
「あの先生は逃げたぜ 昼逃げだ」
「用心棒にも色々ある 雇った方で用心しなきゃならねえ用心棒だってあらあ」 
「刺身にしてやる!」
「子供が刃物持つんじゃねえ! お袋ん所へ帰れ 水粥すすっても長生きした方がよかねえか」

私的見解だけど、台詞まで覚えちゃう映画ってのが自分にとって最も価値ある映画なんじゃないかと。そういう意味でも用心棒は俺にとって重要な作品と言える。

ところで今回の再見ではっきりした事が2つ。卯之助の持つ拳銃はスコフィールドだって事と、丑寅の子分かんぬきを演じてるのはジャイアント馬場じゃないって事。後者に関してはクレジットされてないから別人って事は分かってたものの、今回ちゃんと調べたら羅生門綱五郎という台湾出身のプロレスラーでした。一応レスラーつながりではある。wikiとか見るとここを誤解してる人が多いらしいので要注意。

ちなみに今回は日本語字幕ONでの鑑賞。これで今まで聴き取れなかった台詞の内容も明確になったので大満足。もう少ししたら椿三十郎も字幕入りで見返そうかな。

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コメント

 私んも「用心棒」が好きで、中でもラストで百姓のガキを叱るあのシーン。最後何と言っていたのかよく分からなかったのですが「水粥すすっても」でしたか。ようやく分かってホッとしました。ありがとうございます。
 ちなみに「椿三十郎」の方は若侍を使ったギャグがあまり好きではありません。

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