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2013年1月20日 (日)

森恵 MY COUNTRY ROAD 2013 SHIBUYA-AX

久々に熱いレビューを書いちゃおうかな~って事で表題の話。もりめぐさんのライブはインストア3回、路上で10回ぐらい観たけど有料のハコライブは初体験。やはり冬でも暖かく、大勢のファンと一緒に、音響の整った環境下で20曲余りを6人編成のバンドスタイルで堪能出来るという点でフリーライブとは大違い。勿論、雑踏の中でのパフォーマンスも魅力的だけどね。

黒いミニのドレスに赤いハイカットのスニーカー、そして手に持つのはフェンダーのストラトというアンバランスさが妙な魅力を醸し出す。今までラフな服装でアコギをかきならす姿しか観た事が無かったのでライトアップされたもりめぐさんは別人のように煌びやかに見えた。

文句なしの実力派だからパフォーマンスは及第点。webを徘徊すると歌が上手いという単語をよく目にするけどそれはプロとして当たり前で、俺は技巧の先にあるソウルこそがこの人の魅力だと思ってる。特に圧巻だったのは中盤のハイライトとなる世界。ギターを持たずに歌ったこの曲の魂の入り方は尋常じゃなく全身総毛立つ。

以前PANTAの対談記事で読んだんだけど、ギターを弾きながら歌った時とギターを持たずに歌った時では音声レベルが異なるとPAに言われたそうな。PANTAにせよもりめぐさんにせよギターを弾きながら歌っても充分過ぎるぐらいソウルフルだけど、ギターを弾かず歌に専念すれば更にパワーが増すんだろうね。

ちょっと気になったのはMCの淡泊さ。webで得た情報によるともりめぐさんってMCが苦手らしいんだけど、もうちょっと時間を多く取っても良いんじゃないかなあ、と。ファン的にはUstで展開されるグダグダトークでも全然問題ないと思うんだけどね。

いずれにせよ約2時間半のMY COUNTRY ROAD 2013は素晴らしい内容だった。そしてこの人の話になると毎回同じ事を書くけど、これだけの実力を持ったミュージシャンのライブが何故満席にならないのか?という大いなる疑問符。ちなみにSHIBUYA-AXはシートスタイルで7-800人のキャパ。客入りは8割程度と見受けられたから600人前後か。しかも約半数が俺と同世代らしき40代と見受けられるオサーン達。

以前にも書いたけどオヤジに絶大な人気を誇っても未来は無い。経済学の常として新規顧客の獲得、更に言えば若年層を惹き付ける事が何よりも重要になってくる。

金のかからないリサーチ、という事で関係者が森恵 MY COUNTRY ROAD 2013の語句でweb検索してウチへ辿り着く事も大いに考えられるので関係者向けに俺なりのアイディアを書いておきます。今後もりめぐさんが大きく飛躍する為に必要なのは大物のサポートだと思います。若干金がかかるかも知れないけど、知名度の高いアーティストやヒットメーカーとして名高いコンポーザーに楽曲を提供して貰ってはいかがでしょうか。

もりめぐさんは確かに優れた楽曲を世に送り出してますが大衆のハートを掴むレベルに至ってません。ファン層を見れば一目瞭然ですが昭和世代の心は掴めても若い世代を掴み切れていないのです。だからこそ若年層を惹き付ける術を心得たクリエイターのサポートが有効なのでは、と私は考えます。

春先にリリースされるカバーアルバムにせよ、既に獲得したファンは喜ぶでしょうが新規顧客の獲得に繋がるとは私には思えません。もりめぐさんのブレイク、すなわち金のなる木へ成長させる為にはもっと思い切った変革が必要だと思います。

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コメント

素晴らしいパフォーマンスでした。

女性JPOPアーティストでは間違いなくトップレベルの

想いをさらに強くしました。  

私はG-14でした。

一階はほぼ満席と思いましたが

以外に空いてましたかね。

貴重なアイデア、アドバイスですね。

是非参考にしていただきたいです。

これ程の才能を何とかして世に広めてあげたい。

そういう考えが私も頭を離れません。

>かずよしさん
此方はA-36ですから10m足らずの所にいらっしゃったんですね。ご挨拶ぐらいしたかったです。何時の日か酒を飲み交わしながらもりめぐさんネタで熱く語り合いたいですね。

厳しい意見ですが、正しくごもっとも!
早期に戦略を変えないと、せっかくの優れた才能が埋れてしまうと私も思います。
私もおじさんの内ですが、若い層の人たちが会場に少ないことは以前から気になっていました!
アーティストがあんなに頑張っているのだから…ファンとしては何とかならないものかと思います!関係者の方、もっと真剣にお願いします!

>Bunさん
ちょっとディスコグラフィを確認すると作曲がもりめぐさん以外の曲って「恋ひとつ」だけなんですよね(しかも共作)。だからひょっとしたら自作の曲以外歌わない的な拘りがあり、楽曲提供の話があってもご自身が拒む可能性はあります。

それでも路上でよくカバーしてる宇多田ヒカルや斉藤和義、柴田淳やいきものがかりに曲を書いて貰えるって話になれば絶対断らないでしょ。まあレコード会社や所属事務所の垣根があって簡単には実現しないでしょうけど。

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