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2013年4月30日 (火)

森恵 Re:Make1を熱く熱く語る

やべえ、Re:Make1のヘビロテが止まらん。手元に届いた27日からBD・DVDの類は一切観ず、電車移動中も仕事の合間も自宅に居る時も、寝床に入ってさえも聴き続けてる。もりめぐさんのCDはどれもヘビロテしてきたけど、ここまで極端にのめり込んだのは初めて。これは一体どういう事??と自分に問いかけたくなる。

一つにレコーディングは実働2日、18時間x2の計36時間で行われたという事前情報が強く影響してる事は確か。こういう話を聞かされると、何故そんなハードスケジュールを強いられたのかを勘ぐりたくなる。

まずRe:Meke1が相当な低予算企画だという事は容易に想像出来る。低予算の常として何を優先し何を削るかが重要になる訳だけど、レコーディング予算を抑える常套手段は打ち込みを多用する事。これなら一人のエンジニアで事足りるからね。しかしながらもりめぐさんのバックが打ち込みという選択肢はどう考えてもあり得ない。そこは制作者サイドも分かってるから最低でもアコースティックバンド編成という結論が導き出される。そうなれば当然、打ち込みより人件費がかさむから何かを削る必要が出てくる。そしてサポートメンバーを交えたミーティングで全12曲を録りきる最低ラインの時間が弾き出され、実働2日というハードスケジュールが確定したんじゃないかと邪推する。

時間的余裕がなければ作品クオリティに影響するのは当たり前の話。しかしながら、そういった修羅場では時折とんでもなく魅力的な作品が生まれる事もある。例えばの話、3テイク重ねればベストパフォーマンスを記録出来たとしても時間的制約で1テイクしか録れない状況に陥ったとする。ミュージシャンは絶対に失敗出来ない極限状態でレコーディングへ挑む形になり、結果的に理屈や理論じゃ説明の付かない魂が作品に宿る。Re:Make1で言えばあの日にかえりたい恋の予感が正にそれで、あのスリリングさは尋常じゃない。能力ある人にギリギリの仕事をさせるとこういう奇跡が生まれるんだという事を改めて思わされる。

で、昨日たまたま電車移動中に柴田淳さんのカバーアルバムに収録された青春の影とRe:Make1収録の青春の影を気まぐれに聴き比べたくなって立て続けに聴いてみたら不覚にもRe:Make1バージョンで泣けてしまい困った。これ、双方手元にある人には試して欲しいんだけど、しばじゅんさんのバージョンは音がクリアなのにRe:Make1の方は若干音がこもってる。要はそれだけレコーディングスタジオや機材面でもりめぐさんが悪条件での勝負を強いられてるという事。だというのに歌そのものは音質やレコーディング環境に左右される事なく聴き手のハートを強く揺さぶる・・と同時に、限られた予算と時間の中で可能な限り良い物を作ろうとするサポートメンバーやアレンジャーやレコーディングエンジニアの心意気までもがひしひしと伝わってくる。

その時ふと思い浮かんだのはガラスの仮面の姫川亜弓と北島マヤの対決。演劇界のサラブレッドとして恵まれた環境下でその才能を遺憾なく発揮する姫川亜弓に、天性の才能だけで挑むマヤの姿が二人とダブって見える。言わずもがな姫川亜弓がしばじゅんさん、マヤがもりめぐさんね。突飛な発想ではあるけど、双方の青春の影を聴き比べた時は本気でそう思った。それとこれも完全に憶測だけど、Re:Make1バージョンとしばじゅんさんバージョンの青春の影はアレンジが凄く似通ってるので、もりめぐさん本人にその気がなくともアレンジャーには少しだけ対抗意識があったんじゃないかな、と思ったりして。

いずれにせよRe:Make1は単によく出来たカバーアルバムではなく、もりめぐさんをはじめとするレコーディング参加メンバーの強い想いが聴き手へダイレクトに伝わる奇跡の傑作だと思う。これだけの作品に触れる機会はそうそうないので、少しでも興味を持たれた方は是非お買い求めいただきたく。ちなみにこのカバーブックCDがセールス的に成功を収めれば、今回よりは良い条件でRe:Make2が作られるそうな。一ファンとして是非実現させたいので、リピーター諸氏にもご協力いただきたいところ。税込み2310円と比較的安価だし、買って損のない名盤だという事は俺が絶対の自信を持って保証します。

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