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2013年6月30日 (日)

ペット・セマタリー/ペット・セメタリー

原作を読み終えた直後に映画化作品を観るのは初めてじゃないかな・・と思いつつペット・セマタリー読破から間髪入れずにペット・セメタリーを観たんだけど、原作に忠実なのはキング自身が脚色してるから当然として750ページに及ぶ長編小説が100分足らずで描き切れる筈もなく映画の方はダイジェスト的で、原作の核と言えるアレがアレするのはアレのせいという部分が深く描かれないから凄く薄っぺらい印象。

原作についても軽く寸評を書くと、下巻に入ってからの盛り上がりがあまりにも凄まじいから結末はちょっとあっけない気がしたけど、それを踏まえても傑作という評価は揺るがない。ちなみに原作ではラモーンズの楽曲が幾度となく引用されるもののヤッホー、やったろうぜってのは電撃バップHey ho, let's goなのかな?

さておき、映画はそれなりだけど原作は掛け値無しの傑作なので興味を持たれたリピーター諸氏へは絶対の自信を持ってお薦めします。ホラー的要素が多いからそういうの苦手な人へは無理強いしないけど。

ちなみに原作はセタリー、映画版はセタリーになってるけど、子供達が作ったペット共同墓地という事で門に掲げられた看板がPET SEMATARYという綴り違いになってる設定に基づいてるので原作の方が正しい。でも劇場公開に際してはセマタリーだと意味が伝わらず、興行成績にも影響を及ぼす可能性を踏まえて一般的に浸透してるセメタリーへ直して公開したんだろうな。

なお、明日からはキング原作のミザリーを読み始める。こちらも約500ページあるけど約2時間にまとめた映画の出来が素晴らしかったので脚色の勉強にもなりそうな予感・・

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