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2013年7月24日 (水)

お袋とビーグル犬MAY

ベッド解体作業後に疲れ果てて、挨拶の原稿も書かず横になったら寝てしまい、今ふと目が覚めたので気まぐれにブログ更新。17:00に斎場へ行けばいいので、それまでに仕上げれば問題ないでしょ。

お袋の死に関しては脳梗塞で倒れた4年前から心の準備が出来てたので初めて死に顔を見た時も結構冷静だった。ところが、ウチのバカ犬MAYとの事を思い返すと何故か涙腺が緩む。旧サイトにも書いた通り、そもそも犬を飼い始めたのはお袋の認知症に歯止めをかける為だったので。そんな事もあり、たった半日だったけど老人ホームの壁へ貼らせて貰ったMAYの写真を棺に入れて貰う事にした。それからというもの、その写真を見るとスイッチが入ったように泣けてしまう。

ただ、お袋とビーグル犬MAYの関係は俺が思うほど感動的じゃなかった。いや、お袋は溺愛してたけど当のバカ犬MAYがお袋を敬愛してない。何度お仕置きしてもマウンティングを止めなかったし。

俺が犬の存在を美化するキッカケになったのはガキの頃に読んだ水木杏子/いがらしゆみこ作の少女マンガキャンディ・キャンディの1エピソードで、看護師になったキャンディが気難し屋の老患者の為に愛犬を連れてきて面会させたら犬も患者も凄く喜んで、その後はキャンディに心を開いて聞きわけの良い老人に変貌してしまう。

6年前にお袋が左足を骨折して入院した際、これを再現しようと思って病院へMAYを連れてって院外でお袋に会わせたんだけど感動の再会とはほど遠く、お袋は喜んだもののMAYは終始震えておびえてた。もう、あの時ほどこのバカ犬があ!と思った事はなかったね。

今でも何故あの時MAYがおびえたのか意味が分からない。退院後はそんな事なかったから恐らくその時お袋に染み付いてた病院特有の臭いが嫌だったのかなあ、と。

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