THE WHOとドリフと森恵の共通点
アクセス解析によると一昨日の訪問者数(アクセス数にあらず)は普段の3倍強、昨日は約2.5倍、今日は2倍までもう一息って感じで、関ジャニ仕分けの粉雪インパクトも沈静化へ向かい余波を残すのみ。そんな訳でウチも今夜中にもりめぐさんネタを3連投したら通常営業に戻ります。
俺、森恵さんを熱狂的に支持しつつも基本的にはロック属性で、なおかつドリフ信者という少々変わり種のファンなので、表題通り余所とはちょっと違う切り口でもりめぐさんのCDとライブパフォーマンスの違いを分析するのも面白いかな~と思いつつ、例によって酒飲みながら勢いで書いていきます。
まず、知ってる人には説明不要だけど知らない人のためにTHE WHOというバンドを簡単に解説すると、日本での知名度は低めなれど本国イギリスではビートルズ、ストーンズと並び称される超ビッグネーム。世間的にビートルズは既成概念に囚われず新しいアイディアをどんどん取り入れる革命家、ストーンズはブルースを基調とし伝統を重んじる継承者と評されてるけど、WHOの持ち味は何と言ってもライブ。本人達もライブパフォーマンスならビートルズにも負けないと豪語し、等のビートルズもそれを認めて交友関係にあった。
彼らとてスタジオレコーディングのアルバムがお粗末だった訳じゃない。ロックオペラという表現スタイルを確立させたTOMMYや、ハードなロックサウンドと無機質なデジタルサウンドを融合させたフーズ・ネクスト等、ロック史に残る名盤を数々作り上げてる。それでも全ディスコグラフィ中、最も高く評価されたのはライブ盤の熱狂ステージ(Live at Leeds)だった。これは実際に聴けば分かるけど、五感に伝わるスリリングさやドライブ感がスタジオレコーディングのアルバムとは比較にならない。
話は大きく変わってドリフ。俺、ガキの頃からドリフが大好きで70年代にはTBSの8時だョ!全員集合とCXのドリフ大爆笑を欠かさず観てて毎回毎回バカ笑いしてたんだけど、少し大人になってからこの2番組を見返すと大きな差がある事に気付く。何というか、ギャグの間合いやリアクションのタイミングの点で、大爆笑より全員集合の方が神がかり的に優れてる。
2グループに共通するのは環境の違いによってパフォーマンス能力が変化する点。ロックバンドや芸人にありがちだけど少数のスタッフに囲まれたスタジオ収録と客前のパフォーマンスではノリが大きく異なるから、そういう場に立たされる事で初めて天性の才能が爆発する人達なんだと思う。
で、話を強引にもりめぐさんへ繋げると、恐らくはWHOやドリフと同一のスイッチがもりめぐさんの中にも潜在意識レベルで存在し、スタジオレコーディングとライブパフォーマンスに差が出てしまうんじゃないかと。すなわち単純にCD<<<ライブって事じゃなく、超憶測だけどCDのもりめぐさんが本来の100%で、客前に立つと400%の力が出てしまう体質の持ち主だという事。
だから機会ある度に書いてるけどもりめぐさんの最高傑作は今後リリースされるであろうライブ盤になるんじゃないかな。それと既存の記録映像。2012年の赤坂BLITZと今年のSHIBUYA-AXワンマンライブはしっかり記録されてて、AXに関しては地方のケーブル局で一度放映された経緯もあるから商品化可能な筈だけど現時点では門外不出。確かに今リリースしても売れる保証がないからね。とは言え今後もりめぐさんの知名度がもっともっと上がり、採算が取れると判断されれば商品化は夢じゃないし、有料チャンネルで放映される可能性もある。今年のAXは本当に素晴らしかったから一ファンとして商品化or放映は熱望しちゃうよねえ・・
前回に引き続いて繰り返し書くけど、今はまだCDじゃ記録しきれない魅力に溢れたもりめぐさんのライブパフォーマンスを無料で堪能出来る機会が何度もある訳ですよ。更に言うと物販のCDを買えばサイン貰えて握手してくれるし、限られた時間ではあるけど会話も交わせる。こんな贅沢な話はないし、このまま順当に知名度を上げて近い将来ブレイクしたら有料ライブは観られてもサイン貰えないし握手や会話なんか夢のまた夢ですぞ。
すなわち、もりめぐさんのフリーライブへ行くなら今しかありません。あ、現在進行中の全国ツアーでもライブ終了後にサイン&握手会があるので、そっちへ参加するのも一興。公式サイトのライブスケジュールをチェックして、行けそうなライブがあったら是非是非ご参加の程。
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