オメガ・スピードマスターAUTO 完全復活
地元のホームセンターに早朝から並び、限定3本の大特価でこいつを購入したのが1995年の話。それから数回オーバーホールを施しつつ大事に使ってたけど2002年の夏に水没させ全損。復活させる為にはムーブメント全取っ替えで修理費は購入額の約2倍という事だったので修理を諦めROLEXサブマリへ乗り換え。それから11年の歳月を経て、遂に完全復活を遂げたのでした。ちなみにO.H.費を度外視すれば復活費用は約9万。それなりに高く付いたけど苦い過去を綺麗さっぱり清算出来たので気分は良い。
時計好きには説明不要だけど、そうじゃない人の為に解説すると今回俺の直したオメガ・スピードマスター・オートマチックRef:3510.50は決して名機じゃない。NASAがアポロ計画の公式ウォッチに採用したスピードマスター・プロフェッショナルのレプリカと言うか、デザインはProとほぼ一緒なれども中身が完全に別物。しかもメンテナンスが困難で、トラブルも多い事で知られてる。全損させたムーブメントはそれなりに当たりだったのか深刻なトラブルに見舞われる事がなかったものの、今回ムーブメントを別物に差し替えたから今後どうなるかは神のみぞ知る。
折角直したので向こう数年サブマリとこいつを使い分けていこうと思ってるけど、将来的には手放す可能性あり。それでも俺的にはいいんよ。とにかく大事に使ってた物を全損させ長年放置してる事が我慢出来なくなって直した訳で、完動品を手放しても過去は清算出来てるって考え方ね。でも今は放出する気ゼロだから暫くサブマリ様にお休みいただきこいつを日々使うつもり。
しかし防水性能が極めて低い時計だから細心の注意は必要。今回修理してくれた業者の注意書きによると経年劣化で防水性が更に低下してるらしく、汗の多い6-9月の使用も避けた方が無難なんだと。300m防水のサブマリ様とはえらい違いだわ。
あと、今まで年に数回しか使わなかったこいつが日用品と化した。今は部屋の何処を定位置にしようか考え中。
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