オメガ・スピードマスター・プロフェッショナル
先月27日に再調整されて戻ってきたスピードマスターAUTO、早速日常的に使い始めて翌日に確認したら3分ぐらい遅れててゲエ~! 再々調整か・・と思ったものの、その後は日に5秒程度の誤差こそあれしっかり時を刻み続けてる。O.H.直後の機械式腕時計は機能が不安定だったりするから、翌日の遅れはそういう事かもしれない。
いずれにせよ2週間問題なく動いてるって事は今度こそ完全復活と考えて間違いなさそう。そんな訳で、数日前からサブマリとスピマスAUTOをその日の気分でセレクトしてる。外出前のささやかな楽しみが一つ増えた感じ。
ところで、大昔に旧サイトへも書いたけど俺が機械式腕時計に興味を持ち始めたのは1995年頃。それまでは5-6000円の安物ばかりを量販店で買って使ってたのに、気まぐれに読んだモノマガジンのウンチクに感化されて海外ブランドの腕時計を物色し始める。
その雑誌にも大きく取り上げられ絶賛されてたのがオメガ・スピードマスター・プロフェッショナル。性能やフォルムのカッコ良さもさることながら、やはりNASAのアポロ計画で公式腕時計として採用され月面で時を刻んだという売り文句がミーハーな俺のハートに火を付ける。
だったらAUTOじゃなくProを買えばよかったのに、AUTOをセレクトした理由はProって完全な手巻き式という大きなデメリットがあるから。あと、価格が倍近くて当時の経済力じゃ手が出なかったって事もある。
今も時折、直したAUTOを売りに出してProに乗り換えたいと思う事があるんだけど、やはり手巻きって所がネックになってる。自動巻きならワインダーにかけておけば1・2年放置してもコンディションを維持出来るけど、スピマスProの場合は毎日毎日巻いてやらなくちゃいけない。これが面倒臭いし、メイン機としてサブマリ様があるんだから、そこまでしてAUTOをProに乗り換える必要がない。
それでも俺の機械式腕時計オーナーとしての入り口になったモデルだから欲しくないって言ったらウソになる。でも実際に入手するとしたら、それはサブマリ様を手放す時だろうね。今のところ手放す気はないから余程考え方が変わらない限り、俺がスピマスProのオーナーになる事はなさそう。
ちなみに1995年当時はクロノグラフが凄く重宝したものの今はDATE機能の方が重要だったりする。だからスピマスは大好きな時計なれど、今となってはサブマリ様の方が使える相棒なのでした。300m防水だし。
ところで以前読んだ雑誌記事によると、NASAが公式時計を選出する際にはスピードマスターのみならず他ブランドのモデルも複数候補に挙がったという。恐らくはロレックスもブライトリングも候補に挙がったんだろうけど、最終的にスピマスが採用された理由は性能よりコストパフォーマンスだったんじゃないかな~と勘ぐったりしてる。天下のNASAとて予算が無限にある訳じゃないから性能に問題がなければ安い時計を選ぶでしょ。
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