山茂登ラーメン
10何年か前、新所沢駅前に一風変わったラーメンを食わせる店があるという話を聞き、所在地が分からなかったものの駅前にあって深夜も営業してるという情報だけを頼りに真夜中車で新所沢へ出向き、結局見つからずトボトボと帰った事がある。
その事自体全く忘れてたのに最近何かの拍子に思い出した。10何年も前とは異なり今やネットもカーナビもラーメンマップもある21世紀。ちょいと検索したら即座に情報が弾き出され、家から車で30分程度なのでドライブだてらに行ってみる事に。
これが10何年か前には辿り着けなかった手作りラーメン山茂登。確かに駅前と言えば駅前だけど、駅から少し歩いた住宅地にあるので所在地が分からなければ簡単には見つからない。
この店の看板メニュー、山茂登ラーメン。卵とニンニクと納豆を泡立ててスープにトッピングするというかなりの変わり種で、実際に食ってみるとホープ軒本舗のにんにくラーメンを彷彿とさせる。ちなみに納豆は底に沈んでいるので、それをレンゲですくいながら食わないと単なるにんにくラーメンの味わいになってしまうので注意が必要。
その昔、一度は食ってみたかったのに結局は食えなかったラーメンを食う事が出来たという事で満足度は高いけど頻繁に通いたくなる程じゃないかな。美味いけど。
ちなみにこの店、常連が多い。それもラーメン屋特有の回転が速い常連客じゃなく、家族連れで酒飲みながら店の主人と長時間談笑してる常連客。要するに人気のラーメン屋というよりは地元住民に親しまれてる中華料理屋といった印象。故に一人でラーメン食ってると少々アウェイ感を味わう事になる。もっとも、たまたま夕食時に行ったらそんな感じだったけど深夜になれば少し雰囲気が違うのかも。
« 剛田武のサインパラレル | トップページ | ロボコップの前売券 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント