荻窪丸長のラーメン
荻窪丸長の存在を知ったのは四半世紀も前の話。以来、幾度となく足を運んだけど食うのは何時もつけそばでラーメンを頼んだ事は一度もなかった。しかしながらラーメンデータベースのレビューを読むとラーメンもかなり美味いという話なので、一度は食わないと死んでも死にきれんと思いつつ満を持して荻窪へ向かう。ちなみにここは去年、お袋の戸籍集めで阿佐ヶ谷区役所へ行った時以来だから約半年ぶりか。
うむ、確かに美味い。正に東京荻窪ラーメンの正当派醤油味で、魚介系出汁の利いた和風鶏ガラスープとモチモチの太麺が食欲をそそる。しかしこの味、初めての筈なのに強い既視感を覚えるのは何故なんだろ・・と思ったら中野大勝軒のラーメンと非常によく似てる。いや、総本山はこっちだから中野大勝軒のラーメンが丸長に似てると言うのが正解か。
そしてスープ完飲。しかしコレクター的にこの丸長ロゴ入りのどんぶりとレンゲが凄く欲しいぞ。
さておき、このままつけそばを食わずに帰るのも忍びないので持ち帰り用つけそば購入。ここは永福町大勝軒みたく持ち帰りセットが用意されてるわけじゃなくて、注文を聞いてから付け汁を仕込む・・って事はネギ抜きのリクエストが通ったのか。そんな事は一言も伝えてないので当然ながらネギたっぷりのつゆを渡されてしまった。
ここのつけそばはチャーシューが細かく崩れてるのでネギだけ抜くのはかなり難儀・・なれど、抜かないと食えないのでまたアク取りを駆使して完璧なネギ抜きつけそばへ仕上げるつもり。
しかしこれ、賞味期限とか全然書いてないけど、紙に包まれただけの生麺だから2.3日中に食うのが賢明か。
そう言えば昔から荻窪丸長で出される水は激しくサビ臭くて不味かったけど、今日の水は普通だった。ようやく浄水器を替えたんだな。
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