Larry Carlton / (It Was) Only Yesterday
表題の曲に関しては好み云々とは別次元の思い入れがある。
この曲、俺が中高生時代に夢中で聴いてた深夜放送、西田敏行さんのパック・イン・ミュージックで番組を締めくくる最後のお便りを読むコーナーのBGに使われてた。締めくくりだから結構いい話が多くて、手紙の内容と共にバックで流れる小気味良く印象的な旋律が脳裏に焼き付く。しかしながら当時はwebも何もなかったから、それが何の曲なのか情報の掴みようがなかった。
それから暫くして、量販店のオーディオコーナーのラジカセでこの曲がリピート再生されてる場に偶然出くわす。何じゃこりゃあ!とか思って店員を捕まえ、その曲の正体を掴もうと思いつつ超小心者だったから店員を呼ぶ事は出来ずじまい。しかしながら、そのオーディオテープのインデックスにラリー・カールトンと書かれてる事だけはしっかりチェックした。
当時は俺も無知野郎だったからラリー・カールトンが何処の誰なのか知る由もなく、フュージョン系のスーパーギタリストだという事実を知るのは相当先の話。取り敢えずレコード屋へ出向くとラリーさんのアルバムが数枚置いてあったものの、お目当ての曲が収録されてるアルバムがどれなのか分からないし、当てずっぽうで買ってみる経済力も勇気もない・・という事で、この件は暫くペンディング。
時は流れて俺が20代後半に差しかかった頃、WOWOWでラリー・カールトンの古いライブ映像が放映されたので気まぐれに録画してみたら前記の曲が演目に含まれており、長い年月を経て全ての謎が解けた。ちなみにこの曲が収録されてるのはラリーさんのデビューアルバム。即座にそのCDを入手した事は言うまでもない。
その(It Was) Only Yesterday、簡単とは言わないけど決して難易度の高い曲じゃないのでCDを入手した直後から耳コピにチャレンジしたんだけど、後半部分で音数の多い箇所の音を拾えきれずに断念。その事自体忘れかけてたものの、昨日ちょっとした気まぐれでYouTube検索したら何とまあ、こんなに親切な動画をアップした人が居るんですねえ。
手元にはES-335ベースのエピフォン・シェラトン2もあるし、タブ譜さえあれば怖いものなし!・・という事で、改めてこの曲の完コピに挑戦しようかと。普段はパンキッシュなコードジャンジャカしか弾かない(弾けない?)奴だけど、たまにはこういうお洒落な曲も弾きたくなるのだ。
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