2014年5月に観たWOWOW録画BD(レンタルDVD含む)
太陽を盗んだ男、きっとうまくいく、キャプテン・フィリップス、復活の日、野獣死すべし(1959)、四畳半襖の裏張り、少女娼婦けものみち、奪命金、ヒッチコック、嗚呼!!花の応援団、推理作家ポー最期の5日間、ピーナッツ、ボクたちの交換日記、野獣死すべし(1980)、ゴーストライダー、ゴーストライダー2、ソードフィッシュ、チェーン・リアクション、さよならドビュッシー、中学生円山、ファイブ・イージー・ピーセス、華麗なるギャツビー(1974)、華麗なるギャツビー(2013)
以上23本。内訳は7本がレンタル、2本が手持ちライブラリーの再見、残りがWOWOW録画BD。
俺って興味を持てない映画は劇場じゃ観ないしレンタルもしない。ところが、WOWOWの番組表をチェックして少しでも気になればそういう映画も録画する。だからこそ、WOWOWに加入してなければ生涯観る事はなかったであろう秀作との出会いが訪れる時もある。
そういう意味で5月の収穫はウッチャン監督作ボクたちの交換日記。前作ピーナッツは良くも悪くも普通の映画で、つまらなくはないけど作家性が感じられず特筆すべき事もなかった。ところがボクたち~に関してはお笑いやってる人にしか撮れない、或いはお笑いをやってる人だからこそ撮れる要素を多く含んでおり、ウッチャン自身の覚悟と作家性が強く感じられる良作だった。webで世評をチェックすると賛否両論だけど俺は支持派。
その他のWOWOW録画分に関しては取り立てて書く事も無し。華麗なるギャツビー新旧作なんか特にこういう機会がなければ絶対観なかったし、観たところで琴線に触れる部分もなく。ゴーストライダーシリーズも派手なビジュアルが面白かったけど内容は既に飛んでるし。中学生円山に関しても一言だけ触れておくと少年メリケンサックよりは楽しめたけど俺の趣味に合わず。
レンタルで観た7本のうち2本についても軽く言及。公開当時は不評の雨アラレだった復活の日は、今改めて寛容な気持ちで観れば言うほど悪くない。一番の問題は終盤のたたみかけるご都合主義の嵐だけど、確か原作もこんな展開だった筈。映像作品になると突っ込みどころ満載でも、活字だと大して気にならなくなるって事なのかね。
それと一緒に借りた仲代達矢版野獣死すべしもある意味じゃ収穫だった。松田優作版は大雑把な話の展開と登場人物以外は原作と全く別物だったけど、仲代版はかなり原作に忠実。私利私欲に生きる伊達邦彦というキャラクターを原作通りに描いたらこうなりましたって感じが実に好印象・・なれど、個人的にはやはり優作版へ軍配。
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