阿佐ヶ谷の丸長と新座のぜんや
高田馬場べんてんの閉店以降、先送りにしてたラーメン屋訪問(とみさわさん流に言わせて貰えば宿題ラーメン)に熱が入りつつある。特に老舗は何時なくなってしまうか分からないという危機感に駆られてるので早いウチに攻めておきたい。
挙げていけばキリがないけど、俺的に重要度の高い店が3つ。新大久保のめとき、阿佐ヶ谷の丸長、新座のぜんや、まずはここを押さえておかないと安心して節食生活も送れない。
ぜんやは現役バリバリの人気店だから慌てる必要もないけど阿佐ヶ谷の丸長は老舗だし、何より危ないのは新大久保のめとき。ここも年配の大将が一人で切り盛りしてて最近は臨時休業が多いらしいから悠長に構えていられない。
で、昨日の夜勤明けに高田馬場でちょいと時間を潰しつつ開店の11:00を待ち、そそくさと新大久保へ足を運んだものの、ああ無情の臨時休業。仕方ないのでそのままJR線で阿佐ヶ谷へ移動し丸長へ。
丸長のれん会の中でも重要な地位を担う歴史ある店なれど行列が出来る人気店ではない。昼食時の前で開店直後って事もあったろうけど俺が食ってる間、先客も後客もなし。
ラーメンデータベースで確認した通り、スープの器がすり鉢。どういう拘りなんだろうか。そして丸長グループらしからぬ細麺に近い中太麺を付け汁にかすめて食う。これも余所のレビュー通り麺が柔めでスープの酸味が強い。だから口に合わないかと言えばそんな事はなく、赤いカウンターも相まって丸長の正しき血統が感じられる昭和の味わい。ただ、リピートしたいとは思わなかったな。ここまで来たら一駅先の荻窪丸長に行きたくなる。
ちなみに昨今、こういった正統派和風しょうゆ味のつけそばはしゃばしゃば系とか言われて現代のニーズに敬遠されがち。逆に俺なんかは今流行りの魚介系ドロドロスープが全く口に合わないので、これはもうジェネレーションギャップとしか言いようがない。
で、今日はもう一店の宿題ラーメン、新座のぜんやへ逝ってきた。
開店10分後ぐらいに着いたら先客が10人ほど。それでも回転が早いので15分待ち程度で店内に入れた。店の全貌を画像に収めたかったけど、外待ちの客が店へ背を向けて(すなわち、こっちを見る形で)ベンチに座ってるから撮り難く、仕方ないので入り口ののれんのみ押さえる。
ここのウリは塩ラーメン。それも醤油や塩がラインナップされてる訳じゃなく、デフォルトが塩ラーメンなのだ。
基本のぜんやラーメンにしようかと思いつつ、ここは200円奮発してチャーシューメンにしてみた。澄んだスープの塩加減が絶妙で、やや固めに茹でられた中太ちぢれ麺の歯応えも良い。なお、チャーシューはそのサイズ感と濃いめの味付けが喜多方ラーメン坂内を彷彿とさせる。美味い。美味いけど、いわゆる行列店・病み付き店としてはやや役不足感を覚える。ようやく実食出来た満足度は高いものの、車で4-50分かけて頻繁に通いたいとまでは思わない。
ところで最近気付いた事。こうやって訪れた店の外観とラーメンの画像を公開するのってコレクション的な要素を多く含んでる。恐らく余所のラーメンブログもその辺に楽しみを見出しつつ運営してるんだと思う。だから今後はコレクションを充実させる意味でも初来訪のラーメン屋は必ず画像を押さえてブログネタにしつつ、タイトルにも店名を書くよう心がけたい。
さておき、これで俺的最重要ポイントは新大久保のめときのみ。また明日辺り逝ってみようかな・・
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