アオイホノオ
島本和彦氏原作のアオイホノオがTVドラマ化され、昨夜から放映開始されるという情報を掴んだのはホントに偶然だった。
俺、島本氏のマンガは昔から好きだけど機会ある度に書いてる通り、そもそもマンガ属性の人種じゃないからアオイホノオというマンガが存在し、今や12巻まで刊行されてる長編だという事を知ったのも同時だったりする。でもドラマは気になるし、何より桐島、部活やめるってよの好演も記憶に新しい超絶美女、山本美月嬢が出演するという事なので即座にBDレコーダーの自動録画設定。
で、観たら実に面白い。但しこの面白さはやはり原作の功績だろうな~と思ったりして。
知ってる人には説明不要だけど俺も知らなかったので一応解説すると一部はフィクション、一部はノンフィクションで庵野秀明氏を初めとするガイナックス創立メンバーと島本氏の大阪芸大在学時代を誇張しつつ描いた物語。その事自体は双方のエッセイやら対談やらで以前から紹介されてるので知ってたけど、長編マンガ化されてたのは知らなかった。
島本マンガ最大の魅力は主人公が根拠のない自信に満ち溢れてて常に上から目線なんだけど妙に間が抜けてて憎めない所ですかね。代表例は燃えよペンの炎尾燃や逆境ナインの不屈闘志。特に燃えよペンはBookOffで立ち読みしてたら爆笑しそうになって購入し、自宅でバカ笑いしながら読破した思い出がある。
アオイホノオも正に同一線上・・と言うか、炎尾燃(字が若干異なり焔燃)の青春時代を描いてるから面白くない訳がない。そんな訳で原作12巻を一気に買い込んでしまった。とは言え、これを読んでしまうとドラマの楽しみが半減以下なので実際に読むのはドラマ終了後にしようと思ってる。
話をドラマに戻すと主人公役の柳楽優弥氏にも好感持てたけど山本美月嬢が凄く良い。桐島~のプライド高き学園クイーン役とは似ても似つかない大阪弁の天然美女イメージが琴線に触れまくり。webで情報収集すると桐島~より今回の方が本来の素顔に近いらしい。いや、あんな娘が身近に居たらメロメロ(死語)でしょ。どうせ死ぬまで会う事はないだろうからどうでもいいけどさ。
あと、ビックリしたのは山賀ヒロユキ役のムロツヨシ氏ってごちそうさんの竹元教授か! 言われないと気付かないぐらい印象が異なる。山本嬢もそうだけど、優れた役者さんってカメレオンみたいで面白いね。
« パチモンのサッカーチップス | トップページ | BS日本のうたで森恵さんが歌うのは »
コメント