喜奴屋 パワー軒
7/7の人間ドック終了後から俺のラーメン熱が再燃して今日までに7軒のラーメン屋を訪問。いい加減にしないとウェイトは増えるわ栄養は偏るわで良い事ないので今日を境にまた禁ラー生活を始めるつもり。その前に4軒分のラーメンレビューを書いておこうかと。
以前から気にしつつ保留してた店へ訪れるのが宿題ラーメンだとしたら、過去に食った店の味を確認に行くのは復習ラーメンと呼ぶべきか。んな訳で俺の復習ラーメン二連発。
地元立川の人気店、喜奴屋。少し前にも書いたけど俺の場合、色んなラーメン屋を探求する課程でホームポジションと言うべきお気に入りの店の味を定期的に確認したくなる。そのスパンは大体2-3ヶ月に一度で、喜奴屋の味を確認したい時期がやってきたって事ですか。
画像じゃスケール感が伝わらないけどこれは普通盛りの2/3程度しかないミニラーメン。満腹したい訳じゃなく味を確認したかっただけなんで。煮干しが前面に出た味は今の流行りに忠実なれど、他店のドロドロ系煮干しスープと比較して上品で洗練された感のあるスープが絶品。細みながらもコシのある麺やホロホロ崩れるチャーシューも魅力。美味い。で、個人的に充分満喫したので再びこの店を訪れるのはまた数ヶ月後。
続いて、同じく地元立川で根強い人気を誇るパワー軒。確かこの店は10年以上前、立川に事務所を構えてた頃のとみさわさんに教えて貰ったんだっけ。しかしながら俺がこの店を利用したのはせいぜい3-4回。理由としては俺にはちょっと重過ぎたから。
とにかくここのラーメンは超が付くこってり系で醤油味にせよ塩味にせよ、何よりも脂が前面に立った脂味といった仕上がり。昭和の時代に人気を博したラーメン屋なんでんかんでんの同一ライン上と言っても過言じゃない。そこが東京のあっさり系を好む俺の趣向に合わなかった。
にもかかわらずここへ来て再訪したのには理由があり、例によって余所のラーメンブログを覗いたらこの店も閉店が間近らしいから。いや、正式なアナウンスはないんだけど店主が閉店を匂わせる言葉を幾度となく発してたんだと。
そうなれば店がなくなってしまう前に一度は味を確認したくなるのが人情・・という訳で何年かぶり(下手したら10余年ぶり)にのれんをくぐる。
注文したのは塩豚骨ラーメン。やはりその昔に食った時と同じ印象の脂味で、美味いっちゃ美味いけど俺のストライクゾーンからは少し外れてるんだなあ。まあ、この辺の味覚は人それぞれだから仕方ない。それでも俺の記憶が正しかった事と、閉店前にそれを確認出来たという点でパワー軒再訪は有意義だった。
ここで一旦切り、次に宿題ラーメンの話題を・・
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