LN vs SC TOUR "KINGS ROAD" 2014/9/27 新宿ロフト
ロック系のライブ参戦は去年6月の騒音警察以来か。大人数で時を共有するホールやアリーナも良いけど、やはりライブハウスのガチャガチャ感こそが俺のスタート地点なので古巣に戻ってきた感があって居心地良い。ただ、ちょっと寝不足だった事と空気が悪かった事と言わずもがなの爆音が災いして途中で気持ち悪くなってしまった事を白状しておく。
思えば俺、モッシュやダイブを間近で観るのは下手したら初めてかも。実際に至近距離で観察するとホント狂ってるね~ 嫌いじゃないけど俺はもうあの輪の中に入っていけない。それでも左肩が健在だったら体験学習的に最前列を陣取ったかも知れない。ところが今の俺は左肩に負荷をかけると激痛が走り、その場にうずくまってしまう身の上。故に頭上で転がる奴を受け止めきれず地面へ落として大怪我させる可能性もある・・つー訳で最前列は自粛して、やや後方から大人しく観る事に。
しかしこの歳になるとオールスタンディングってキツい。いや、ホールやアリーナでも基本はスタンディングだけど椅子があるから幕間で一息つけるじゃない。ライブハウスのオールスタンディングは椅子がないから最初から最後まで立ちっぱ。これが老体には堪えるのだ。
最初はスタークラブ。パワフルでカッコよかったけど、数日前にも書いた通りスタークラブの楽曲はほとんど知らなくて、大昔に聴いた覚えのある曲が1-2曲あったものの残念ながら乗り切れず。やっぱりライブを存分に楽しみたいなら予習は必要だわ。
続いてラフィンノーズ。スタークラブでは太い柱を避けるように上手のサイド目を陣取ったらギターとドラムがステージ袖の陰になって全然見えなかったからラフィンでは正面最後列へ移動。ステージ全体を見渡せるし障害物もないので、こっちの方が断然好ポジションだった。
ラフィンは20代の頃によく聴いたから古い楽曲は大抵知ってる。今回演ってくれた20曲ほどの中で俺が知ってるのは半分ぐらいだったかな。戦争反対やWonderfull T.V、Laughin'Roll、Hell Home、I Can't Trust A Woman、Paradise、あとGet The Gloryね。この辺の曲を生で聴けて嬉しかった。前記通り、演奏曲をどれだけ知ってるかによってライブの印象は大きく変わるから不勉強なまま参戦しちゃってスタークラブさんごめんなさいって感じ。
客層をざっと見渡すと、やはり同世代のオールドパンクスが多かった。でも若いのも沢山居たな。恐らく俺が20代の頃にPANTAや頭脳警察を追っかけた様に、勤勉な若きロックフリークが往年のビッグネームを体感したくて観に来るんだろうね。しかし、こいつら一体どこに生息してるんだ??ってぐらい気合が入ったパンクファッションの連中が一堂に会す様は感動的ですらある。ロック系のライブ会場は人間観察の場としても魅力的なのだ。
最後にダイブの話へ戻るけど、あれって絶対ケガするよなあ。骨折とかの一大事にはならないようキチガイながらも配慮しつつやってるみたいだけど打ち身、擦り傷は絶えないでしょ。だってさあ、ダイブする奴も受け止める方もみんなイガイガのリストバンドしてるんだもん。あれでケガしない方が不思議だよ。みんな楽しそうだから否定はしないけど、ケガにだけは気を付けてね~とオサーン的に思うばかり。
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