2014年9・10月に観たWOWOW録画BD(レンタルDVD含む)
これ書くの完全に忘れてた。まず9月分。
ファイナルカウントダウン、フィラデルフィア・エクスペリメント、ホラー・ストーリーズ、アフターアース、マニアック(2012)、テルマ&ルイーズ、地獄でなぜ悪い、みんなのいえ、地上より永遠に、ナインスゲート、孤独な天使たち、ベルトルッチの分身、天国の門、顔役、桜の代紋、その男、凶暴につき
以上16本。少し間を空けたって事もあるけど大半の内容が既に飛んでてよく覚えてない・・って事は、俺にとって重要な作品との出会いは無かったという事か。ただ、少し前にもネタにしたけどナインスゲートの世界観は魅力的だったし、みんなのいえも結構楽しめた。それとファイナル~の壮絶な腰砕け感も印象的と言えば印象的だったか。
で、相変わらず暴力刑事物研究も続けてる。特に顔役は既に5回観返してて、さすがに5回観ると初見の時に見えなかった物が色々と見えてくる。ファーストインプレッションでは勝さんたら結構思い付きと勢いだけで撮ってないか?とか思ったものの、かなり確信を持って撮ってる事が分かってきたりして。ちなみに勝新がラストシーンで警察手帳を投げ捨ててる事は4回目ぐらいに気付いた。それぐらいさりげない演出だから見落としちゃうんよ。
なお、今月は1本も映画のBD&DVDは観てない。その代わりに勇者ヨシヒコシリーズの第1シーズン全12話、第2シーズン全11話、警視-K全13話を観てる。勇者ヨシヒコの私的感想はここでも書いた通り。
で、警視-Kだけど色んな意味で聞きしに勝る凄いドラマだわ。まず視聴者に全く媚びてない所が凄い(だから数字が稼げず1クールで打ち切られちゃう)。何しろテレビのゴールデンタイムで毎週ATGの前衛映画を放映してるようなもんだからねえ。まあ、この表現には色々と語弊があるけど世間一般の視聴者にそういう捉え方をされても仕方ない。だからこそ後にシネフィルから絶大なる再評価を受ける事になる訳だし。
双方とも勝新自身が監督してる事もあるけど警視-Kと顔役には共通点が多い。幾つかのエピソードではあからさまに顔役の台詞を引用してるし、写り込みを多用した映像表現も一緒。何つーか、毎回毎回異なるアプローチの顔役を観てるような錯覚に陥ったりして。そりゃ一般受けはしないわなあ。
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