東中神の○決
自宅から車で15分ほどのJR青梅線東中神駅前は今も昭和の趣をそのまま残すノスタルジックな街で、ウルトラセブンとかに出てきそうな情景が昭和世代の俺にとって懐かしく、時折その雰囲気を味わいたくなる魅惑的な空間なのだ。
昭和イメージを写真で上手く伝える才能が無くてもどかしい。アラーキーだったら見事な空間の切り取り方でTHE昭和な写真を撮っちゃうんだろうな。
悔しいのでモノクロにして無理矢理昭和感を出してみたりして・・
当たり前だけど、色を抜いただけじゃ昭和感は出ないね。
ちょっとwebで調べてみたら、この団地とくじらロードが出来たのは昭和42-44年頃らしい。ちなみに何故くじらなのかと思ったら、昭和30年代に昭島でクジラまるまる一頭の化石が発見された事から昭島市のシンボルなんだそうな。
で、町歩き画像はこの辺にして本題。一番下の画像の撮影ポイント辺りに○決(まるひろ)という老舗ラーメン屋がある。雑誌等によく紹介される店じゃなく、ラーメンマップで行動範囲内のラーメン屋を調べた時に初めて知った。こういう近からず遠からずの場所で地元民に愛されるラーメン屋の存在を知る事が出来るのがラーメンマップ最大の恩恵か。
レトロな雰囲気を狙った訳じゃなく、長年営業してたら良い感じに古びて味が出た感じ。メニューを見ると普通・中・大盛りの三種があるけど、まずは基本の普通盛り中華そばを頼む。
うむ、正にその名の通り昔ながらの中華そばで奇をてらった部分はないけど何とも懐かしく心に染みる味。これは東中神というノスタルジックなロケーションも相まっての印象かな。ちなみにこの普通盛り、腹ぺこの時は物足りないかも知れないけど小腹が空いた程度だと丁度良いスケール感。ラードも少なめのあっさり味だから恐らく一杯600kcalに満たない筈。
で、帰り際にメニューをチェックしたらつけめんもあり、これが気になり過ぎて翌日も食いに行ってしまった。
しかしながら、このつけめんはラーメンほど感動的ではなかった・・つーか、多分つけ汁は中華そばのスープを単純に濃くしただけで酸味も辛味も入ってない。卓上の酢を入れてみてもいわゆるつけめんのつけ汁にはならないし、これは完全にハズレ。恐らく、客のリクエストに応えてメニューに加えただけの代物じゃないかと。
それでもラーメンの美味さは本物なので、また折を見て訪れたいと思った。次回は思いっきり腹を減らして大盛り逝ってみるかな。
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