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2014年10月16日 (木)

ゲキトウ 島本和彦

141016

大傑作高校野球マンガ逆境ナインの続編。完全に忘れてたけど俺、途中まで読んでるな。買った覚えはないから、ひょっとしたら未完に終わった講談社版1巻をネットカフェか何処かで読んだのかもしれない。ちなみにゲキトウは第1巻刊行直後に連載打ち切りとなり、ページ数が足りないという理由で2巻が刊行されなかったという呪われた作品で、2010年にようやく徳間書店から若干厚めで1巻完結の完全版が発売されてる。今回俺が入手したのはその完全版。

プロになった不屈闘志は所属球団のリーグ優勝目前で肩を壊し、後に妻となる女子アナに説得されて先発予定だった最終決戦の直前に球場から姿を消す。その10年後、トライアウト(選手外通告を受けた選手達による各球団スカウトへのアピールの場)へ突然姿を現すというシビアなストーリー展開で、相変わらず島本節全開なれど逆境ナインに比べるとギャグ的要素も希薄。

それでも人間ドラマとしては一級品で、奈落に落ちた男が再び栄光の舞台へ這い上がる姿を熱く描いた秀作マンガに成り得てる。実際はプロの舞台や妻子との家庭生活も描かれる大長編の構想があったらしいけど存在するのは冒頭のトライアウト編のみ。でも結果オーライというか、不屈闘志のその後を一部垣間見られる魅力的な外伝になってる。

巻末のインタビューによると島本氏は誰かが書いてくれるなら続きを読みたいけど自分で書く気はないとのこと。俺も打ち切り自体は不幸だったと思うけど、実際に読んでみると尻切れ感はなく、良い形で終わってると思うのでこれの続きを読みたいとは思わない。ちなみに俺、読み終わったマンガは大抵BookOffへ持ち込んでしまい余程気に入った作品じゃないと手元に残さないんだけど、これはかなり気に入ったので殿堂入り確定。

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