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2014年11月13日 (木)

HK/変態仮面

いやあ~、バカだったなあ。 あ、これ、最大級の褒め言葉ね。

最初、いつも通り通勤途中に観ようと思ったものの、どう考えても電車で観る映画じゃなかろうと思い直し自宅で観たけど、周囲にヒンシュクを買いそうなお下劣ビジュアルもさることながら破壊力抜群の下ネタにあてられ爆笑してしまったので自宅鑑賞は大正解。ちなみに今日、ヘアサロンで目をつぶって髪を切ってもらってる時にそれは私のおいなりさんだのシーンを思い出してしまいマジでヤバかった。多分、顔が引きつってたろうな。

原作の功績が大きいけど状況設定が見事。基本はスパイダーマンのパロディなれど、主人公の苦悩を正義から変態に置き換えるだけでアイディアは無限に広がるという良いお手本。下ネタが苦手な人には無理強いしないけど、好きな人へは俺の変態性にかけて自信を持ってお薦めする。

それと主役を張った鈴木亮平氏の肉体美が凄い。覆面のシーンが多いから吹き替えかと思ったら、ご本人がウェイト増量して挑んだ肉体改造の成果なんだそうな。恐らくはプロのインストラクターに付いてトレーニングした結果だとは思うけど、それにしたって凄いわ。ちなみに俺、花子とアンを全話観てるからヒロイン花子の旦那がこんな変態行為を!という二重の楽しみ方が出来た事も一応書いておく。

一つ難を言えばドラマ部分で中弛みしてしまう事だけど、そこをしっかり描かないとお下劣対決シーンが盛り上がらないから仕方ないのかな~と思ったり、もうドラマ部分はチャチャッと流して全編突っ走り、上映時間も80分ぐらいに凝縮した方が盛り上がれたのかな~と思ったり。

しかし本作然り、けっこう仮面とかもそうだけど変態系ヒーローは何時も股間を最大の武器としていて、そんな技じゃ倒せねえだろと思うんだけど敵は何故か強烈なダメージを受けて倒されてしまう。そのバカバカしさがいい。

前記通り、素晴らしいと言うよりバカと言った方が賛辞となり得るバカ映画。故に観る人を選ぶけど俺は大好きですね。また俺の中で福田雄一監督の株が上がった。来週には最新作の女子ーズもレンタルが開始されるので借りにいこっと。

あと、映像特典の劇場マナーCMも面白い。携帯持ってる奴や前の座席に足を乗せてる奴を変態仮面が注意していくんだけど、一番のマナー違反は全裸の変態仮面というオチがアホらしくて最高。

ところでHKって何だ?と思ったら鑑賞券購入の際、変態と言わなくても買えるようにという配給会社の配慮だそうな。作品のみならず、こういった周囲状況もバカで素晴らしい。

【追記】
webでちょっと調べたら鈴木亮平氏はトレーナーを付けず、1年かけて独学であの肉体美を作り上げたそうな。凄え。

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