2014年11月に観たレンタルDVD(WOWOW録画BD含む)
エリート・スクワッド、HK/変態仮面、ローン・サバイバー、女子ーズ、震える舌、ジャンゴ 繋がれざる者、ザ・レイド、仕立て屋の恋、インファナル・アフェア
以上9本。大した数じゃないのでそれぞれの寸評など・・
エリート~はブラジルの治安の悪さと警察組織の腐敗ぶりを時にスタイリッシュ、時に生々しく描き出した作品。良作だと思うけど個人的にはさほど乗れなかったかな。
HK/変態仮面に関してはここで熱く述べた通り。その流れで観た女子ーズは俺的にハズレ。勇者ヨシヒコシリーズの劣化コピー的な印象でイマイチ楽しめず。
ローン・サバイバーは極限状態を描いた戦争映画としてはプライベート・ライアンに匹敵する臨場感を持ち得た傑作。webでみんなが書いてる痛さもそうだけどそれより何よりタリバンの掴み所がない不気味さ。戦争物の場合、敵の怖さをどれだけ表現出来るかが要で、プライベート~や戦場のピアニストのドイツ軍とか、ディア・ハンターのベトコンもかなり不気味だったけど、ローン~のタリバンも負け時劣らぬ怖さがよく出てた。乾いた銃声も良いね。色んな意味で俺のツボ。
震える舌は中学の時に観て以来の再見。破傷風少女の闘病生活をオカルト映画風に描いた怪作で、観てるとメゲるし疲れる。だけど最後の最後まで目が離せない。これがゴールデン洋画劇場で放映された翌日には中学で同期のバカと震える舌ごっこをよくやったっけ。で、webを徘徊すると同類が沢山居て嬉しかった。
ジャンゴは春先にWOWOW録画し、そのままになってたので引っ張り出してきて再見。やっぱり良かったな。デカプリオや歯医者の好演も良かったけど俺的にどツボなのはハイセンスな選曲とやり過ぎな血しぶき描写。これが巷じゃ賛否両論だけど俺は好きだなあ。不道徳こそマカロニウェスタンの真髄だよ。
ザ・レイドはミラノ2でGOKUDOを観る前に押さえておこうと思って観たけど、これもかなりツボに来た。異常な状況設定とアクロバティックなアクション、北野映画をリスペクトした銃撃戦等々、俺の琴線に触れまくり。インドネシアは以前何度も仕事で行く機会のあった思い出の地で、あの国の人達がこんなイカした映画を!って個人的な思い入れも含め凄く楽しめた。
仕立て屋~はミラノ座ラストショーにプログラミングされてるものの観に行けない事が確定し、解説文を読んだら少し気になったのでレンタル屋で借りてきた。ベニスに死すと同一線上の精神的変態映画なれど、俺の想像とは少し違う作品でさほど乗れず。
インファナル~もミラノ座ラストショー絡み。三部作&リメイクの計4本を1日に観るのは結構苦痛なので1・2作目はレンタルDVDで消化しておこうかと。1作目は良かったな。今月に入ってから2作目も観て、悪くはないけど蛇足な印象も否めず。しかしザ・レイドと立て続けに観たから内容が一部ごっちゃになってるぞ。
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