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2014年12月20日 (土)

新宿ミラノ座LAST SHOWで荒野の七人

逝ってきました新宿ミラノ座ラストショー初日。Twitterで情報収集すると11:00からのE.T.、15:00からの戦メリ、共に盛況みたいだけど満席には至らなかったらしい。荒野の七人も同様で、客入りは5割程度に見受けられた。ただ、ミラノ座で5割って事は約500人だからそりゃ盛況ですよ。

で、入場の際に卓上カレンダーをくれた。こういうお土産はコレクター的にも嬉しいねえ。そう言えば新宿プラザのラストショーでは歴代上映作品リストの冊子とクリアファイルをくれたっけ。

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久々に荒野の七人を再見したけど、やっぱり傑作じゃないんだよね。俺なんか七人の侍が好きだから突っ込みどころ満載でどうにも陶酔出来ない。それでもガキの頃はこの映画が大好きでねえ。初見は中二の時で、ユル・ブリナーの格好や歩き方を真似て同級生によくバカにされた。

あと長らく忘れてたけど拳銃の変な収め方。大昔に読んだ本によるとユル・ブリナーってガンプレイが全然出来なくて、共演のマックィーンに相当レクチャーを受けたんだそうな。で、恐らくは難しくないけど何となく達人っぽく見える方法をマックィーンが伝授したんじゃないかと。

それでもエルマー・バーンスタインのテーマ曲は血湧き肉躍るし、激若のジェームス・コバーンやチャールズ・ブロンソンのカッコ良さは異常。そうそう。中二の頃、コバーンの真似して投げナイフの練習したなあ。今考えると危険極まりない。まったく今も昔も中二ってのはバカの代名詞だね。

思えばあの頃、俺はまだ西部劇を10本も観ておらず、当然ながらフォードもホークスも未体験。下手したらレオーネすら未体験だったかも。だったら荒野の七人に熱中するのも頷ける。そんな訳で今となっては絶賛出来ないけど、西部劇狂いの入り口として重要な作品なのでした。

思い出話が多くなったので話を強引にミラノ座ラストショーへ戻す。今日は大画面よりも会場のスケール感を満喫したかったので最後列付近で観る。出来たら一番後ろで観たかったものの、考えることは皆同じらしく最後列の通路側は全部埋まってた。だから後ろから4列目辺りで鑑賞。

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会場に着いたのは上映5分前で支配人挨拶の開始直後。これもTwitter情報によればE.T.でも戦メリでも支配人挨拶があったそうだから、明日以降も上映前には毎回挨拶があるのかも。で、挨拶が終われば拍手、映画が終わっても拍手という映画祭並の客ノリ。正直言えば映画を観る事よりも、そういう雰囲気が味わいたくて俺はここに来たし、多分他の客も同じ心境じゃないのかな。

Twitterネタが多くなるけど、ミラノ座の語句で検索すると年内で閉館する事を知らなかった人が凄く多い。ただ、今日NHKのニュースになったらしいから、これはもう願ったり叶ったりの宣伝効果が得られる筈。今日は比較的おとなしめな客入りだったけど明日以降徐々に数を増していくんじゃないかと。

でも作品によりけりとは思う。例えば明日のマトリックスやエグゼクティブ・デシジョンが満席になるとは思えない。ただEOEは相当入りそうな気がする。アニメ系サイトで大々的に宣伝されてるみたいだし、それに対するヲタの食い付きも良いみたいなので。

公開時あんな不評だったのに・・と思ったりするものの、既に17年も前の話だから劇場鑑賞経験のない若きアニヲタが観たがってるっぽい。俺も一応観るつもりだけど、入りきれない程に人が集まっちゃったら参戦見送り。さて、どうなる事やら・・

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