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2015年1月11日 (日)

アオイホノオ 第13巻

作者さん自身のTwitterの書き込みで新刊発売を知り本屋へ走る。そんな贅沢な経験が普通に出来ちゃう今の時代って凄いよな~と改めて思う。

さておき表題の話。そもそもアオイホノオはドラマ化で知ったマンガだから、12巻まではどうしたってドラマと比較してしまう。そういう意味では今回の13巻がドラマの呪縛から解き放たれて先入観なしに読める最初のアオイホノオという事になる。

上記通り島本和彦氏ご本人のつぶやきで刊行を知って本屋へ走りアオイホノオ13巻を買ってきて一気読み。確かTwitterだったと思うけどドラマ版の焔燃は高飛車なだけで好きになれないとか書いてる人がいて、俺はドラマも好きだからそんな事ねえだろとその時は思ったものの、今回まっさらな状態で13巻を読んでみたら、そう感じる人が居ても仕方ないかな~と思わされたり。

ドラマ版の焔燃ってなまじイケメンなだけに強い口調が嫌味に感じられる事もあったりする。それを強く感じたのは大友克洋の下りで津田さんに強く当たるシーン。俺も観てて可哀想だな~と思っちゃったし(まあ、これは最終回への布石だったりもするけど)。

ところが原作版の焔燃にはそういった嫌味が全く感じられない。ドラマ同様に上から目線だし口調も偉そうなのに何故か憎めない。その差が何なのかは上手く説明出来ないけど、俺が思うに先人に対する畏敬の念とバカのエンゲル係数の高さかな~と。

うる星やつらのTVアニメ第1話を観る時や、銀河鉄道999の最終回を読む時の異常なテンションはドラマじゃ描ききれてないし、そのバカさ加減が他人とは思えない。思えば俺も重要な映画のビデオを観る時は体調や環境に気を遣いつつ深夜に部屋を暗くして観たりしたもんな。だから親近感がドラマより強いのね。

ちなみにアオイホノオは1巻6話収録だから14巻が出るのは早くても半年後。このサイクルで楽しむのも悪くないけど毎月の連載を堪能する方向へスイッチするのも有りかなと思ったり。問題は13巻収録の第78章から現在発売中のゲッサン掲載分の穴をどうやって埋めるか。俺の性分として穴埋めしない事には移行出来ないんで・・

【追記】
今月号のゲッサン見たら79章が載ってて立ち読みしちゃったから瞬時に穴埋め完了。でも、毎月チマチマ読み進めるより半年に一度まとめて読んだ方が俺的に楽しいかな~と思い直したりして。

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