Nikon R10 SUPER ZOOM
ここで紹介したNikon R8に引き続き最上位機種のR10も入手してしまった。理由はR8のアイリス不具合発覚後、もの凄く分解したい衝動に駆られ後先の事を考えずバラバラにして燃えないゴミで捨てちゃったから。ちなみに分解して分かった事だけどR8のアイリス&内臓フィルター不具合の原因はやはり円滑オイルの経年劣化だった(棒でちょっとつついたら普通に動き出したので)。しかしながら、それが分かった時には組み立て不可能な状況だったのでそのままゴミ箱逝き。そもそも組み立てるつもりはなかったし。
で、唯一手元に残したパーツが電池ボックス。電池の液漏れで接点の錆びてる物が多いから需要があればと思いつつヤフオクへ出してみたものの引き取り手は現れず、仕方なく持ってたんだけど今回落札したR10が手元に届き、現物を確認したら電池ボックスが欠品! いや~売らなくて良かった・・つーか売れなくて命拾いした。
早速電池を入れて動作チェックしてみたら、スタートボタンを押しても全く駆動せず一瞬冷や汗をかいたものの色々といじくり回してるうちに復活し、今のところは完動品としてのコンディションを維持してる。ジャンク扱いでNCNRという代物だから動くかどうかは賭けだったけど、これは当たりを引きましたね。
R8ではアイカップの耳がちぎれててフィルターキーも付属してなかったけど今回はいずれも健在。しかし改めて実機を触りながら確認するとR8とR10は機能こそ同等なれど細かい部分で格付けされてる事がよく分かる。
主な違いはR8だと露出計に水銀電池が必要なれどR10は乾電池で普通に稼働する事。更にレンズのズーム比とF値、そしてR8では2枚羽根だったアイリスがR10では5枚羽根になってる。カメラマン的にはここが最大のメリットかな(ボケ味が全く異なるので)。
それはいいけどR8を買った時にも書いた通り、これ用のスーパー8フィルムはここでネタにしたコダックのネガフィルム以外、現在まるっきり入手出来ない。8ミリ愛好家の強い味方レトロ通販が独自に開発・販売するシネビアも長らく在庫切れみたいだし、それ以前に無理してスーパー8フィルムで何かを撮影する必要がないから完動品であっても実用機会は今のところなし。
じゃあ何故買ったのかと言えばR8同様、オブジェとしての思い入れですよ。それに1500円と激安だった事もある。これは分解なんかせず大事に持ってるつもりなので、今度こそ自作映画の小道具として活用しようと思ってる。
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