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2015年1月25日 (日)

久々に宇宙戦艦ヤマト

年末にミラノ座で劇場版999を観た事やアオイホノオの影響もありレンタル屋で宇宙戦艦ヤマト劇場版のDVDを借りてきて久々に再見。そう言えばアオイホノオって小学館漫画賞を受賞したのね。連載開始から約8年の歳月を経て受賞という事でテレビドラマ化の影響は絶対に否定出来ないけど島本フリークの1人として良作の再評価を素直に喜びたい。

さておきヤマトの話。俺、劇場版は今回が恐らくは3度目の鑑賞で、しかも最後に観たのは10代の頃だから約30年ぶりだし、テレビシリーズとて何度も見返した訳じゃないのに台詞や声優さんのイントネーションまでもを克明に記憶してる自分に驚いた。やっぱりガキの頃の記憶って一生モノだねえ。逆に最近じゃ昨日観た映画の内容すら抜け落ちてたりして情けない事この上ない。

改めて観ても突っ込みどころ満載。とにかく主要な戦闘のエピソードでヤマトは毎回毎回致命的なダメージを受けるのに翌週になれば綺麗さっぱり治ってるのが凄い。修復作業が尋常じゃない船底の第三艦橋も2.3回朽ち果ててるのにね。まあ、結局はマンガなので目クジラ立てて突っ込むのも大人げない・・けど、この点に関してだけはガキの頃から問題視してたよ、俺は。

ただ、そういった欠点を払拭するだけの面白さを持ち合わせてる事は間違いない。地球滅亡の危機を救う宇宙船が戦艦大和の生まれ変わりという発想は天才的としか言いようがないし、大人目線で観ても冒頭のヤマト復活シーンやドメル艦隊との攻防戦、ガミラス星での本土決戦には陶酔させられる事しきり。今となってはイマイチ印象が良くないヤマトだけど、それって結局はさらば宇宙戦艦ヤマト以降の引き延ばし興行こそが問題で、何だかんだ言っても1作目は傑作だったんだな~という事を再確認。

で、物語や台詞もそうだけど何より鮮明に記憶してたのは音楽。これはガキの頃、すり切れる程にサントラをヘビロテしたから。当時はビデオなんかないのでサントラ聴きながら自分の記憶だけを頼りに脳内リフレインするしかなかったのだ。この辺の話がアオイホノオ第8巻にも描かれてて感慨深い。

当時の事を思い起こしつつ、懐かしい物を引っ張り出して来ましたよ。

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レコードと同時に販売されてたオーディオテープソフトの交響組曲 宇宙戦艦ヤマト。これは姉貴が買った物を便宜上俺が保管し、そのままになってるんじゃないかな。とにかく全曲歌える程ヘビロテしたねえ。ちょっと聴き直そうかと思ったけど、これを今再生したら磁気帯が剥がれて瞬時に再生ヘッドが目詰まり起こすので止めておき、音源がアップされてないかな~と思いつつYouTube検索したら即座に見つかった。Up主に多謝。

これと共に死ぬほど聴いたドラマ編のレコードも姉貴の部屋にある筈・・と、姉貴が家を出る時に置いてったレコードの山を掘り起こしたら案の定、出てきましたよ。

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こちらは残念ながらYouTube検索しても音源が見つからず。再生しようにも手元にプレーヤーが無いし、そもそもドラマ盤レコードを聴くより近所のレンタル屋へ行ってDVD借りる方が賢明だから無理に聴こうとも思わず。しかし盤面を確認したらふざけるな!って程キズだらけ。まあ小学生にレコード持たせたらこんなもんでしょ。一応、姉貴の名誉の為に書いておくとレコードのキズは全て俺の責任。そこから豹変して凄くレコードを大事に扱うようになるのは中2になる頃だったかな。

話が脱線しまくりだけど劇場版ヤマトは今観ても楽しめた。但し全26話のテレビシリーズが2時間そこそこに凝縮されてるので、カットされた部分が気になってテレビシリーズのDVDを借りて来ちゃった。全部観るのは大変なので今のところ1枚目と4枚目だけ。他は気が向き次第って感じだけど、ムダなエピソードも結構含まれるので全編しっかり見返す事はないかも。

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