アメリカン・スナイパー
昨年のゴジラ以来の初日鑑賞。観てない人が圧倒的に多いからネタバレには気を付けます。
地元だとイオンシネマむさし村山でも昭島MOVIXでもかかってるけどイオンシネマはキャパ300位のハコで、昭島へ行けば一番大きいキャパ500位のハコで観られるからMOVIX昭島をセレクト。シネコンではいつも1-200席の小さいハコでかかる映画ばかり観てたけど、やはり一番大きいハコだと画面が大きくて迫力ある。
映画については最高の一語。何つーか、イーストウッド版プライベート・ライアンと言うか戦場のピアニストと言うかリダクテッドと言うか、ハート・ロッカーと言うかローン・サバイバーと言うべきか、そういうリアル系戦争映画の新たなる代表作と言った印象。戦地の地獄をじっくりと描きつつ、母国での平和な日々を簡潔にサクサク進めていく対比の演出も見事。
終わりが唐突な気もしたけど、そこは史実に基づいてる事をパンフで知った。ちなみに俺、以前から書いてる通り心底気に入った映画のパンフしか買わない主義だけど今回は迷わず売店へ向かったよ。
観てる最中、イーストウッド監督の戦争映画ってハートブレイク・リッジ以来だっけ?と思ったりしたけど、いやいやいやいや、硫黄島二部作があるでしょうに。あれも相当リアリズムを追求した作風だったけど今回はx3でリアル。戦地の極限状態を疑似体験したい人は迷わず観るべし。
あ、それとこの作品、エンドロールが凄い。実は俺も全く同じ事を拙作地獄の決闘で目指したものの勇気が足りずSEを含めてしまった。神イーストウッドは潔く無音で勝負してる。これは途中で退席出来ませんよ、いやマジで。
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