我がバイク遍歴 ~大型編~
原付、中型では遅れを取ったけど限定解除に関しては仲間内で俺が一番乗りだった。ただ、これに関しては俺が土日勤務で平日頻繁に試験場へ出向けた事が功を奏しただけ。
俺が限定解除した1992年はまだ教習所の大型自動二輪検定が無く、400cc以上の単車に乗りたければ試験場で技能試験をパスするしかなかった。その辺の苦労話は過去ここにも書いたので割愛。
丁度その時期に中野の公務員住宅からお袋が建てた立川の一戸建てへ引っ越す事になり、限られた駐車スペースには単車を1台しか停められないのでXLは処分して所有する単車をRZR1台に絞る。これに少し飽きが来てた事もあり、折角なので大型車へ乗り換える事にした。とは言え、売れ筋の大型車は高いので不人気車狙い。
とにかく80年代はバイクメーカーにとって試行錯誤の時代で、国内4大メーカーは例外なく失敗作を打ち出してた。この辺の不人気中古車はコンディションが良くても全く売れないから叩き売り状態で、俺みたいな貧乏人にとって非常に好都合だった。
MrバイクBGとかを見ると10万そこそこの大型不人気車がゴロゴロしてたものの実際に中古ショップで現物に出会う機会は少なく(売れなかった分だけ生産台数も少ない為)、地元のショップへとにかく安い不人気車が欲しいんです!と伝えて探して貰った結果、数週間後に出会ったのがホンダCBX750Fボルドール。これもスナップが残ってるので紹介しましょう。
いやあ、格好悪いでしょ。実際はリアカウルもあったんだけど外した方が格好悪さが軽減される気がしたので外して乗ってた。不人気ってだけでエンジンは快調だし故障に悩まされる事もなかったものの無駄に重かったりライディングポジションが俺好みじゃなかったりで1年もせず売却。ナナハンならではのパワー感だけは充分に満喫出来たけどね。
デカくて重い単車に乗ると軽くて小さい単車が恋しくなる・・という事で、CBX750Fを下取りに出して購入したのがホンダXLR250。XL250Sに乗ってた頃からRが付いたXLシリーズに憧れてたので長い年月を経て念願を果たし感無量だったけど、とにかくこいつのシート高が異常で短足の俺は両足を付く事が出来なかった。
このフォルムをご覧いただければお分かりの通り、町乗り以上にダートの走破性を重視したモデル。故に町乗りメインの俺には合わなくて、購入から半年もしないうちに手放しちゃった。
そしてまた不人気大型車を探してたらこのモンスターマシンに出会う。
ヤマハFZR1000初期型。レーサーレプリカを毛嫌いしてたけど一度は体感しないと批判も出来まいと思いつつ諸経費込み24万という激安価格で購入。
これがもう凄まじいパワーで高速クルージングではそれなりに楽しめたけど、町乗りだと常にポテンシャルの1/10で走る事を強いられフラストレーション貯まりまくり。当然ながらライディングポジションもキツく、これも結局は1年足らずで放出。
次に乗り換えたのが俺にとっては現時点で最後の愛車となるヤマハSEROW225W。これは町乗りにも適してて文句なしに楽しい単車だったけど歳を食うにつれ炎天下やら極寒時やら、そういう悪条件では4輪でぬくぬく移動する事を選ぶ向こう側の人間へ成り果てて使用頻度が激減し、手放してしまったのが7-8年前の話。で、今に至る。
なお、SEROWの写真も探してみたけど手元には無く、大昔に旧サイトで紹介した小さな画像だけが見つかったので改めて紹介。
そして今は新たなる愛車を物色してるけど、ここまで大型→軽二輪トレール→大型→軽二輪トレールという流れで来てるから次に乗るのは大型かな~と思いつつweb検索したり近所の中古ショップへ足を運んだり。しかしながら8-90年代みたく激安の不人気大型車がゴロゴロしてる時代じゃないので大型購入は若干諦めモード。いや、日常的に利用するなら多少高くても買っちゃうけど、たまにしか乗らない事は決まりきってるからアホみたいに高い買い物はしたくないのだ。
それなら軽二輪か小型車が最適なれど久々に大型を乗り回したい気もするし・・ てな調子で悩み放題。まあ、こうやってあーだこーだと悩んでる時が一番楽しかったりするんだけどね。
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