目覚めぬ単車
相変わらず少年のように目をキラキラさせてPCに向かい、どれにしようかな~って感じで単車を物色してるけど、ふと現実に立ち返ると過去のイヤな記憶が甦ってきた。それは暫く単車を放置してたらエンジンが目覚めなくなった時の記憶。
2ストのMT5、MB5、RZ250R、AR80は押しがけすれば簡単に目覚めるので問題ないとしても、GSX250Eはキャブが詰まってウンともスンとも言わなくなり、CBR400Fでも一度バッテリーが上がっちゃって車のバッテリーに繋いだ事があったな。
おかげさまで大型不人気車2台は入手してから手放すまで目覚めが良かった。日常的に使ってた事もあるし、乗ってた期間が短かったからね。仮にCBX750FやFZR1000が目覚めなくなったらもうお手上げ。バッテリーを替えるか、それでもダメなら軽トラ借りて修理逝きですよ。
あと印象に残ってるのはXL-250SとSEROW225Wの100回キック。セルスターターしかない単車が目覚めなくなったら諦めるしかないけど、キックスターターの付いてるトレールモデルはしつこくキックを続ければ目覚めるから冬場でも汗だくになってキックし続けた事が何度もある。100回どころか下手したら200回キックしても目覚めない時があったっけ。
単車に限らず四輪車でも3ヶ月放置すれば100%エンジンの目覚めが悪くなる。悪くなるだけで済めばいいけどGSXみたくキャブが詰まったら一巻の終わり。久々に単車を導入するにあたり、一番の不安材料はそこなんだよね。
最初のうちは嬉しくて天気が良ければ毎日乗ったりするだろうけど悪天候時には乗らないし、何と言っても寒い時期は冬眠状態に入ってしまう。仮に11月から3月まで乗らずにいたら新車でも不調に陥る事は確実。ちなみにSEROWに乗ってた頃、月イチで軽くエンジンかけてやれば問題なかろうとか思ってたけど、そんなんじゃ全然ダメだった。
逆に毎日・・と言わず週1回でも乗ってやると単車も四輪車もすこぶる調子が良い。14年乗り続けたユーノス・ロードスター1600にせよ18年落ちのフェアレディZ32にせよ、最後の最後までエンジンは絶好調だったもんな。その実体験があるから俺は中古車選びで走行距離をあまり気にしない。走った距離とマシンの調子は絶対比例しないよ。1000kmしか走ってなくても放置車は調子悪いもん。
しかし、走って楽しむ為に単車を買おうとしてるのに走らなくなった時の事を心配するのはナンセンスかも知れない。今はポジティブな事だけ考えて、目覚めなくなった時の事はその時に考えましょ。
しかしPCやカメラのバッテリーは昔と比べたら凄い進化を遂げてるけど、車のバッテリーは進化してないのかなあ。上がらないバッテリーを開発したらノーベル賞ものだと思うけど・・
« ウエマツに行く | トップページ | マッドマックス トリロジー »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント