我がバイク遍歴 ~原チャリ編~
大昔に旧サイトでも同じ事をネタにしたけど10年以上前だし、また熱く語りたくなったので俺のバイク遍歴を画像付きで書き連ねていきます。長いので3回に分ける事にして今回は原チャリの話題。
俺が高一の頃、16歳の誕生日を迎えると即座に原付免許を取る友人がちらほら居たけど当時の俺はさほど単車に興味がなかったのですぐ免許を取る事はしなかった。ただ、年末だったか友人に少しだけ乗せて貰ったらすげー楽しくて、こりゃいいやって事で遅ればせながら俺も免許取得。免許証を見ると俺が原付免許を取ったのは昭和58年3月22日だから誕生日の約10ヶ月後か。
最初のうちは友人に借りたスクーターを乗り回してた。確かヤマハ製だったな~と思いつつwebでヤマハ製スクーターの歴史を調べたら出てきた。
これこれ、ヤマハのパッソル。足を揃えて乗れるという女性ユーザーをターゲットにしたコンセプトが大当たりでバカ売れした車種ですね。俺は別に足揃えて乗れる事とかどーでもよくて、ちょいと右手をひねるだけで何処までも走って行ける事が気持ち良くて仕方なかった。チャリだと当時住んでた中野から新宿まで30分近くかかったけどパッソルだったら10分そこそこ。しかも全然疲れない。正にカ・イ・カ・ン。
これを長期間(確か2-3ヶ月)借りてたものの諸事情により借り続ける事が出来なくなり、他の友人に借りて乗ってたのがホンダのダックス。スペック云々よりモンキーやゴリラ同様、愛らしいフォルムをウリにしたレジャーバイクね。
webで調べたらスーパーカブと同じ自動遠心クラッチのATモデルとクラッチ付きのMTモデルがあるらしい。俺が借りたのはクラッチ付きの方。思えばこの単車でシフトチェンジの技術を身に付けたんだっけ。
免許取得から半年近く経過。借り物に乗り続けるのも心苦しいし、バイトして少しだけお小遣いに余裕が出来たので安い単車を購入する事に。丁度その頃、中型免許を取った友人に原チャリから中型車へ乗り換えるので原チャリ買わないかと声をかけられ、その話に乗ってお友達価格で買ったのがホンダのMT5。フルスケールゼロハンのトレールモデルでこんな奴。
うっひょ~!懐かしい!! 17-19歳の頃、乗らない日がないってぐらい毎日乗ったよ。ちなみに走行距離9000km程度で譲り受け、朽ち果てる頃には距離計が23000kmを超えてた。スピードメーターのワイヤーが切れた状態でも相当乗り回したから実際には25000km超えてた筈。原チャリで2年間の走行距離が15000kmオーバーだから使用頻度の高さがうかがえる。
ただ、こいつの末路は悲惨だった。まずサイドスタンドの取り付けネジ部分が経年劣化で折れてしまいスタンドなし、クラッチワイヤーも切れちゃったのでクラッチを使わずシフトチェンジ、ウィンカーもテールランプも点かないという単なる整備不良車。修理すれば良かったのに金も知識もないから壊れた部分は壊れたまま使用してたのでした。そしてクズ鉄同然の最期を迎える。
次に所有したのがまた友人のお古でホンダMB5。フルスケールゼロハンのスポーツ車としては最初期のモデルですね。
これまた懐かしい。MT5ほどじゃないけどこれも約1年酷使して乗り潰した。ちなみに若干味付けは異なるもののMT5とMB5はエンジンが一緒。更にラクーン(MM5)っていうモデルも同じエンジンを積んでてオンロードのMB、オフロードのMT、アメリカン風のラクーンは当時のゼロハンライダーにお馴染みの三兄弟。いずれも70年代に発売されたモデルだから80年代前半のフルスケールゼロハンブーム時には一線を退いた型落ちモデルという扱いで激安。貧乏人にとっては有り難い存在だった。確かに少しデザインが古臭いし電装系も弱かったけど、走りの実力は当時人気のニューモデルに引けを取らなかったよ。
MB5を乗り潰した直後に中型二輪免許を取得するので俺のゼロハンライフもこれにて終了。次回は中型車の話を書きます。
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