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2015年4月 2日 (木)

かぐや姫の物語

最近テレビで放映されたのかな。俺、全然知らなかったのでDVDレンタルしてきた。

話的には多少の新解釈こそあれ基本的に竹取物語のまんまなので俺としては琴線に触れる事もなし。それより何より絵が凄い。

俺って昔からアニメーターの書くラフ画が大好きで、気に入った作品の絵コンテや資料集をよく買ったりしてた。勿論、完成品の絵も素晴らしいけどコンテやイメージボードと言ったラフ画には完成品にない魅力がある。で、俺みたいな素人だけじゃなく高畑監督のような重鎮も同じ事を感じてたんだね。この作品は全編そういう魅力的なラフ画のイメージで構成されてる。

高畑監督は過去にもほぼ同じスタイルでとなりの山田くんを作ってるけど、あれはベースとなったいしいひさいち氏の絵柄にさほど魅力を感じず、取り立てて好きな作品じゃなかった。でもかぐや姫~の絵は好きだなあ。

ちなみに1年以上前にWOWOWで放映されたドキュメンタリーの録画BDがあり、本編見る前にドキュメンタリーを観ちゃうと魅力が削がれる気がして昨日まで保留してた。で、ようやく本編を観たので録画BDを引っ張り出してきたんだけど、こりゃ保留して正解だった。この舞台裏を知ってたら作品を冷静に観られないよ。

かぐや姫~は凄い難産の作品だったらしく予算も制作日数も超過しまくったそうな。とにかく全編を彩るラフ画風の作画が大変なんだと。まあそうだよね。ホントのラフ画で構成されてる訳じゃないんだから。ドキュメンタリーを観るとラフ画のイメージで完成度の高い絵を求められたアニメーター達が頭を抱えてる。俺は絵描きじゃないからよく分からないけど、難しい仕事なんだろうなあ。

で、ドキュメンタリーを観た後でもう一度本編に触れると、初見では見えなかった部分が見えてきて興味深い。やはりこの作品の場合、本編→ドキュメンタリー→本編の順で観るのが正解。1年以上録画BDを寝かせた俺の判断力を褒めてあげたい。

この作品、世間的には賛否両論みたいだけど俺は支持派。ご高齢だからもう長編は難しいかも知れないけど、高畑監督には短編でも良いから今後もこういった見事な作品を作り続けていただきたく。

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