フランソワ・トリュフォー 映画の夢 夢の批評
この本、20歳の頃に凄く読みたかったんだけど当時は入手困難で映画専門の古書店でもなかなか出会えず、仮に置いてあっても激高なので買う事はなかった。
長らくこの本の存在すら忘れてたもののつい最近、今の相場が気になってAmazonで検索。さすがに1円とかじゃ買えないけどアホみたいに高値は付いてないので購入。昨日現物が届き、ご覧の通りコンディションはイマイチだけど読めれば充分なので俺的に問題なし。
シネフィルには説明不要なれどトリュフォーのキャリアは映画批評から始まり、監督デビュー前(1950年代)は巨匠の作品をも徹底的にこき下ろす生意気な若造として煙たがられる存在だった。俺、この本の内容を全然知らなくて、その時期の批評集なのかと思ってたら微妙に違って比較的近年(とは言え1970年代)の書き下ろしが含まれ、過去の批評に関してもトリュフォー自身の意向により酷評を敢えて外したんだそうな。
山田宏一氏の翻訳書は非常に読み易いのでサクサク読み進められる。今のところ冒頭20ページ程度しか読んでないけど、通勤時間を利用して読み進めていく予定。このペースなら読了に2日かからないかも。
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